幼稚園や保育園では、創立◯周年記念に記念式典・祝賀会を行なったり、記念誌を発行します。このとき、父母会やPTAなどの会長や保護者代表、または在園児の父兄や卒園児の父兄にスピーチをお願いしたり、記念誌に載せる挨拶文を依頼されることがあります。声を掛けて頂けるのは有り難いことですし、名誉なことです。記念誌に載るのであれば、後々にも残るので良い文章が掛けるようにしたいですよね。

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創園記念式典の挨拶・スピーチの基本構成

幼稚園や保育園の創園記念式典・祝賀会でのスピーチを考える際の基本構成をまとめました。

・招待へのお礼
・思い出・園の良さ
・先生への励まし
・締めの言葉

この基本構成は一例です。文章の長さを調整しながら作成するようにします。ダラダラと長いスピーチになると伝えたいことが伝わらないことになるので要点をまとめて考えます。

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創園記念式典の挨拶文

(招待へのお礼)

本日は、子育てママ幼稚園創立50周年おめでとうございます。また、このような式典にお招きいただき、ありがとうございます。

(思い出・園の良さ)

私には子供が二人いますが、二人共、この子育てママ幼稚園で元気に育ちました。上のお兄ちゃんは3年前に卒園し、下の娘が年長さんにいます。

いつも、笑顔で元気に「おはよう」と声を掛けて下さる先生方を真似して、子供も元気で毎日笑顔が耐えない1日を送っています。

園での一日の生活リズムにも慣れ、毎日の日課も楽しく積極的に取り組んでいる子供の姿は微笑ましく、日々の成長を実感していますが、元気が有り余っていて家では、言うことを聞いてくれないことに腹を立てることもしばしばです。

私は二人の子供の母親ですが、先生方は教室にいるときは30人の子供たちを見て、自由時間には複数の先生で多くの子供たちに目を配り、対応して頂いていることを思うと感謝の言葉しかありません。

広い園庭には、毎年新しい遊具が増えていき、子供たちは楽しく外遊びをしていますし、図書室もでき、本を読むことも好きになった子供は、少し大人になった姿を見せてくれます。

子供たちは親の愛情だけではなく、子育てママ幼稚園の先生方の愛情もそそがれ、優しく、元気で、明るい姿を日々見せてくれています。

子育てに正解が無いことは分かっていても、何をしたら良いのか迷うことも多く、そんなときに先生方に相談すると色々とアドバイスを頂いたり、解決方法を教えてもらったりと子供だけではなく私も助けて頂くことが多くありました。

本当にありがとうございます。

そして、私もこの子育てママ幼稚園の卒園児で、子供から園での楽しい出来事を聞くと、私が通っていたころのことを思い出し、「お母さんの頃はこうだったよ」と話をすると、同じ思いを共有できたことが嬉しいようで満面の笑みで話しを聞いてくれます。そんな、子供の顔にいつも癒やされています。

(先生への励まし)

これからも、子育てママ幼稚園の独自の方針を貫き、子供たちが笑顔で毎日を過ごせる、そして、多くの友達と仲良くできる園であって欲しいと思っています。

(締めの言葉)

最後に子育てママ幼稚園でお世話になった方々に感謝し、園長先生をはじめ諸先生方のご健勝とご活躍、子育てママ幼稚園の益々の発展を祈念申し上げましてお祝いの言葉と致します。

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まとめ

創園記念式典でのスピーチや記念誌への挨拶文を書くときに、何を書こうかと悩むことがありますが、基本は幼稚園や保育園での思い出や良いことを話すようにするといいです。在園児であれば、日々の子供の様子や先生方への感謝の気持ち、卒園児であれば、通っていたころの思い出などを振り返って今、どのように役立っているのかなどを挨拶文に入れるといいです。

過去を振り返り、未来に希望を託し、感謝の気持ちを伝え、今後も支援をしていくことを書いていくと上手くまとめることができると思います。

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