ムダ毛の自己処理はカミソリで大丈夫？｜正しい剃り方と処理後のお手入れ法

ムダ毛の処理で一番一般的なのはカミソリで剃る方法ですね。手軽にできて、コストもかからないため誰もがした事があると思います。

でもカミソリでのムダ毛の処理は肌へのダメージが大きく、処理後の肌トラブルもあるので、どうすればきれいに処理できて肌へのダメージも最小限にとどめられるのかを調べてみました。

ムダ毛をカミソリで処理する時の正しい剃り方や処理後のお手入れ方法をご紹介します。

カミソリで処理をする時のメリットとデメリット

手軽ででコストがかからない

カミソリで処理をする事の最大のメリットは手軽にできる事です。

ドラッグストアなどでも女性用のカミソリがたくさん売られています。体のムダ毛処理に使うのはT字型と呼ばれるカミソリで、顔用にはまっすぐなI字型のカミソリを使います。

T字型のカミソリには刃が何枚も付いている３枚刃や５枚刃などがあり、刃がたくさんついている方が肌に負担がかかりにくいです。

たくさんの刃がついている方が肌に負担になりそうに思われるかもしれませんが、刃の１枚１枚にかかる圧力が分散されるため、肌に優しくなっています。

入浴のついでにできるので手間がかからない

入浴のついでにできる点もカミソリでの自己処理を選ぶポイントです。

入浴しながらムダ毛を温めて柔らかくしておく事ができるので手早く終わる事ができます。剃り終わったら清潔に保つために洗い流しますが、入浴中ならそれも簡単にですね。

肌へのダメージ

カミソリはムダ毛だけではなく肌の角質層まで削り取っていて、処理後の肌には目に見えない傷がたくさんついています。

処理跡が目立つ

カミソリで処理した後のムダ毛は太くなっている根元でカットされているので断面が大きく目立ってしまいます。

皮膚に色素沈着が起きる

肌が刺激を受けるとその刺激に反応してメラニンが集中し、色素沈着が起きやすくなります。特に古くなった切れ味の悪いカミソリで処理をした時は肌への強い刺激で色素沈着が起きやすいと言われています。

色素沈着は皮膚の薄いワキで起きる事が多く、一度色素沈着してしまうとなかなか改善しません。

毛は水分を含むと柔らかくなり剃りやすくなります。特にワキのムダ毛はそのままでは硬く剃りにくいのでお風呂で処理をするのがいいでしょう。湿らせて温めるか、蒸しタオルを当てて温めます。

実際に剃ってみるとわかりますが、クリームを付けた時とつけない時ではカミソリの滑りがかなり違います。カミソリを使う時は必ずシェービングクリームをつけて毛を寝かせた状態にしましょう。

毛の流れに沿ってカミソリをあてて滑らせて剃りますが、その時にあまり力を入れずにそっと撫でるように剃ると肌へのダメージを少なくする事ができます。

毛の流れに逆らって剃ると深く剃れるためきれいになるような気がしてやってしまいがちですが、深く剃れるという事はそれだけ肌へのダメージも大きくなるのでおすすめできません。

剃り残しがある場合にだけ逆に剃る程度にしておきましょう。

カミソリで剃り終わったら残ったシェービングクリームなどをきれいに洗い流します。

冷水で冷やすと毛穴も引き締まり、かゆみ防止にもなるので最後に冷水をかけるといいでしょう。

カミソリでの処理後はアフターケアが大切です。

ローションやボディクリームなどで保湿をしますが、処理後の肌が炎症を起こしてしまっている時には市販のローション等は使用せずに皮膚科を受診しましょう。

お手持ちのローションなどでもいいですが、上のように抑毛効果のあるムダ毛処理後専用のローションもあります。つけた後はもっちりからサラサたに変わるという事なのでカミソリ処理後にはぴったりですね。

T字型のカミソリには１枚刃～５枚刃とあります。メリットの欄でも書いたように刃の枚数が多いほど肌への負担も軽くすみますから、５枚刃のカミソリがおすすめです。

また安全ガードがついているカミソリと付いていない物があります。安全ガードが付いていると多少剃り味が悪く感じる事もありますが、安全性を考えると付いていた方がいいでしょう。

ムダ毛処理をカミソリでする方法について調べてみました。

手軽にできるカミソリでの処理誰もがした事があると思います。

肌へのダメージが大きいので肌トラブルになる事も多いため、なるべく刃の枚数の多いカミソリを使うことと、剃る時にはシュービングクリームを使用すること、処理後はローションなどで保湿を行う事を忘れずにしましょう。

生理中や妊娠中、体調がよくない時は肌が敏感になっているのでカミソリの使用は控えたほうがいいですよ。

肌トラブルも重症になると皮膚科へ行かなければ治らなくなってしまう事もありますから、優しく剃る事と処理後のお手入れはしっかりして下さいね。