自由研究のテーマは決まりましたか?中学生になると教科ごとに宿題があったり夏休み中も毎日のように部活動の練習があったりして自由研究に時間をかけられない人が多いと思います。今回は中学生の皆さんにおすすめの簡単に出来る社会科のテーマをいくつかご紹介します。テーマは決まったけど書き方やまとめ方がわからない人のために書き方とまとめ方も紹介しているので気に入ったものがあったら参考にして下さいね。

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書き方の順番と例

タイトルを決める

テーマを決めたらそのテーマに合ったタイトルを考えます。タイトルを見ただけで何の研究かは分からなくても大丈夫です。サブタイトルやテーマの下に説明文を書くといいのでタイトルはインパクトのあるものを狙ってもいいですよ。

動機やきっかけ

次に、この自由研究をしようと思った動機やきっかけを書きます。国について調べるのなら「好きなサッカーチームのある国だったから」、「好きなアーティストがいる国なので興味があった」、「将来留学したい国だから」など調べようと思った時の事を思い出して書きましょう。

予想をたてる

調べようとしている事についてどんな結果が出るのか予想を立ててみましょう。その予想は外れても構わないのですが、何故その予想を立てたのかも書きます。予想と結果が合っていなかった時は何故違ったのかを考えて書いていくとまとめやすくなります。

調べる方法

どうやって調べるのかを考えます。教科書、学校での授業のノート、インターネット、本、詳しい人に聞くのもいいでしょう。夏休みの時期に図書館に行くと自由研究コーナーが作られている事が多いので図書館の本で調べるのもおすすめです。その時は参考にした本のタイトルや著者名も書きとめておき、グラフや表などがあった場合は図書館でコピーしておくと便利です。

結果

調べた結果を書きますが、それだけだとすぐ終わってしまい寂しい内容になってしまうので結果から分かったことや、反省点、次回の自由研究に活かしたい事等を書くといいですね。調べた感想を書くのも大切です。その事について調べてみてどう思ったのかは人それぞれですからオリジナリティのある自由研究になると思います。

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簡単に取り組めるテーマ

まず何について調べるかテーマを決めましょう。テーマに迷っている時は「自分の好きな事」、「興味がある事」に関するテーマにすることです。まったく興味が持てないテーマを選んでしまうと自由研究が苦行になってなかなか、はかどらずにいつまでも終わらない…と悲しい結果につながります。サッカーや野球が好きならそのスポーツの歴史やその事に関係している国、好きな海外アーティストがいる国もいいですし、好きなアニメに関する事もいいと思います。興味の持てそうなテーマを探しましょう。

歴史上の人物

有名な歴史上の人物を調べるのもいいと思います。有名どころであれば参考にできる本やインターネットのサイトなどちょっと調べるだけでたくさん出てきますよ。授業で勉強している所と関連のある人物について調べるのも先生に喜んでもらえそうです。

古墳について


知識ゼロからの古墳入門
古墳について調べるのも面白そうです。住んでいる地域に古墳があるといいのですが、ない場合でも本がいろいろ出版されているので調べやすいと思います。古墳とは古代の墳墓(ふんぼ・お墓の事)です。貴族や豪族、その家族等身分の高い人や権力者のお墓と言われていますが後期には庶民のお墓もあったと言われているようです。古墳の大きさに比例して出土品が多いと言われていて埋葬されている人の地位や権力が分かります。古墳の大きさや石室の形、埋葬品など調べる項目もたくさんあるので調べていくうちに面白くなってくると思います!

世界遺産について

世界遺産について調べるのはいかがですか。世界遺産とはユネスコの世界遺産条約に基づき「顕著で普遍的な価値」を有するものが選定されていて、文化遺産・自然遺産・複合遺産3種類に分類されています。すでに世界遺産に登録されているものでもいいですし、登録の候補に上がっているものでもいいですね。登録を目指して活動を行っている所もあるのでどんな活動をしているのか世界遺産の価値はどんな所に有るのか等を調べてまとめるといいと思います。候補地は日本中にあるので自分が住んでいる地域から近い所を選んでもいいでしょう。

日本の世界遺産は北は知床(北海道)から南は琉球王国まで20件あります。修学旅行で京都や奈良に行く学校も多いと思うので関連付けて古都京都の文化財や法隆寺を調べるのもいいと思いますし、海外の世界遺産を調べてみるのも面白そうです。人気のある世界遺産はエジプトの「古代都市テーベとその墓地遺跡」・スペインの「アントニ・ガウディの作品群」・ペルーの「マチュ・ピチュの歴史保護区」などが有名ですね。でもこれらの世界遺産は第一号ではありません。世界遺産第一号は12件あり、エクアドルの「ガラパゴス諸島」・アメリカの「イエローストーン国立公園」・ドイツの「アーヘン大聖堂」などです。

自分が住んでいる地域の歴史

身近なテーマとしては自分が住んでいる地域の歴史について調べてみるのもいいかもしれません。例えば地域の地名を集めていつから使われているか、何故その名前になったのか等を調べてみたり、地形や気候・人口や色々な統計が統計局のなるほど統計学園というサイトにあるので調べるときには参考にするといいですね。地域にある図書館に行くと資料がたくさんあると思うので調べてみるといいと思います。

なるほど統計学園はこちらから

参考になる自由研究テーマ・実験方法・まとめ方が見つかるかも知れません!

世界の国々をテーマに

世界にはたくさんの国があります。調べたい国の歴史・地形・気候・民族衣装・伝統料理などの違いをまとめてみるのもいいですね。興味のある国ならばどんどん調べられそうです。最後には伝統料理を作ってみるのも楽しそうですよ。下の動画はフランスの伝統的な家庭料理キッシュの作り方動画です。

身近にあるものにもたくさんの国が関わっている事か分かります。例えば食品ではチョコレートの原産国はベルギーやフランスだったり、服であれば中国やベトナムなどがあります。他にも文房具・電化製品などの原産国を調べてみるのもいいですね。

色々な国の学校調べ

いろいろな国の学校について調べてみるのも面白そうです。ほとんどの国では学校があり子供は学校に行き勉強しています。例えばアメリカの学校と日本の学校について調べてみるとします。アメリカの学校には制服のない学校の方が圧倒的に多いです。みんな自分の好きな服装で学校に行きます。給食も無いのでカフェテリアという食堂で食べたり家から持ってきたサンドイッチ等を食べたりします。掃除も日本では生徒がしますがアメリカでは掃除をしてくれるスタッフがいます。他にも入学式や卒業式が無かったり(高校の卒業式はあります)小学校や中学校でも成績が悪いと留年することもあるなど調べてみると違いはまだまだたくさんあります。

アメリカだけでなくアジアの他に国々の学校について調べるのもいいですね。外務省のホームページに世界の学校を見てみようというページがあり世界中の国の学校の様子を知る事が出来ます。この中から気になる国を選んでもいいと思います。

世界の学校を見てみよう!はこちらから

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自由研究のまとめ方

テーマが決まり調べ学習が終わったらいよいよまとめていきましょう。まとめ方には何パターンかあります。

・レポート用紙に書く
・模造紙に新聞風に書く
・スケッチブックに書く
・ノートに小冊子風に書く

などです。実験の自由研究にはノートに小冊子風にまとめるのがおすすめですが、今回は調べ学習なのでスケッチブックか模造紙がおすすめです。スケッチブックはノートよりも大きく紙もしっかりしているので写真や表などのデータを印刷して貼り付けるのに適しています。先生に提出するだけならスケッチブックもいいですが、みんなの前で発表しなければならないのなら模造紙に新聞風に書くのもおすすめです。本当の新聞を参考にして、見出し・小見出しなどでみんなの興味を引きつつ分かりやすく説明できるように写真や絵もたくさん載せられます。色鉛筆やマーカーなども使ってきれいにまとめましょう。

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終わりに

中学生の皆さんにおすすめの社会科の自由研究のテーマをご紹介しました。興味を持てるものはありましたか?好きな物や好きな事について調べるのは楽しいので興味の持てそうな物を選んで自由研究頑張って下さい!

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