夏休みの自由研究はもう決まりましたか。毎年、我が子も自由研究だけが後回しになってしまい、夏休み後半にバタバタ慌ててやる始末…その結果、毎年自由研究は習字や絵画の繰り返し…今年こそ何か面白いことにチャレンジしたい!そして早めに終わらせたい!そんな思いで面白そうな自由研究を調べていたら、卵を使った色々な実験や工作がありました。スケルトン卵や黄身返し卵に子どもたちも興味津々!既にやる気満々です。卵を使った自由研究5つを紹介します。

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スケルトン卵を作る実験

テーマ

酢で卵の殻を溶かす実験

このテーマに決めた理由

インターネットで透明のスーパーボールのような卵を見て、どうやったら作れるのか不思議に思ったから。

準備するもの

・卵1個

・お酢200ml以上(卵がひたる位)

・ガラスの瓶またはコップ

実験方法

①たまごは水で洗い、コップに卵と酢を入れます。(お酢はたまご1個に200ml以上入れましょう)

②二酸化炭素が発生して泡が出ます。(ほこりが入らないようにラップやキッチンペーパーでフタをしましょう)

③2日そのまま置いておきます。(酢を一度入れ替えると殻が溶けやすくなります)

④水で殻を優しく洗い流す。

⑤殻が溶けて、うすい皮だけになったらスケルトン卵の完成!

結果

お酢にはカルシウムを溶かす力があります。

卵の殻は「炭酸カルシウム」からできているので、お酢につけると殻が溶けて、内側のうすい皮だけが溶けずに残ります。

その結果、うす皮だけの卵「スケルトン卵」が完成するわけです。

お酢を吸収するので卵も少し大きくなります。

指で軽く押してみると、スーパーボールのように弾力があります。

スケルトン卵の作り方はこちら

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卵を水に浮かす実験

準備するもの

・卵

・食塩150g

・水400ml

・計量カップ500mlのもの

・量り

・スプーン

実験方法

①水400ml入れた計量カップに卵を入れて沈むのを確認します。

②食塩を少しずつ入れて、よく混ぜます。

③卵が浮いてきたら、食塩を入れるのをやめます。

④残った食塩の重さを量ります。

⑤何グラムの食塩で卵が浮いたかを確認します。

結果

食塩水の密度が卵の密度よりも大きくなったときに卵が浮くことが分かります。

食塩水の密度が大きくなると、浮力も大きくなります。

砂糖でも卵が浮くのか実験してみましょう。たまご以外のもの(じゃがいものなど)も浮くのか試してみましょう。

水に卵を浮かせる方法はこちら

参考になる自由研究テーマ・実験方法・まとめ方が見つかるかも知れません!

黄身返し卵を作る実験

準備するもの

・卵

・透明粘着テープ

・懐中電灯

・ストッキング(片足分を使用します)

・針金

実験方法

①卵全体を覆うようにテープを貼ります。

②ストッキングの足の部分の中央から少し左側に結び目を作ります。

③ストッキングの結び目の位置までに卵を入れます。反対側のストッキングをねじり、針金で固定します。

④ストッキングに入れた卵をぐるぐる回し引っ張ります。(こまをブーンと回すように)

*懐中電灯を照らして暗くなっていれば成功です!(卵は何もしていない状態では懐中電灯を照らすと明るく光ります)

*回しすぎると白身が無くなってしまうので気を付けましょう。

④ストッキングから卵を取り出し、茹でます。白身が中心に来るように転がします。

⑤氷水につけたら皮をむきます。

⑥黄身と白身が逆転していたら完成です!

黄身返し卵の作り方はこちら

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実験のまとめ方

①テーマ(実験)を書く

②このテーマ(実験)に決めた理由を書く

③準備するものや実験方法を書く(写真やイラストで分かりやすく書きましょう)

④自分の予想を書く

⑤実験結果を書く(写真やイラストで分かりやすく書きましょう)

⑥分かったことを書く

⑦まとめ、感想を書く

⑧参考にした本などがあれば書く

卵の殻でスノードームを作る

こちらは、卵の殻を使ったスノードームの作り方です。お気に入りの飾りを入れてオリジナルのスノードームを作れますよ。

準備するもの

・空き瓶

・スポンジ

・中の飾り

・卵の殻

・洗濯のり

・瞬間接着剤

作り方

①まず卵の殻をよく洗い、うす皮まで取って乾燥させておきましょう。

②乾燥させた卵の殻を細かく砕きます。

③スポンジを空き瓶の口に入る大きさに切ります。

④空き瓶のフタに瞬間接着剤でスポンジを付けます。

⑤スポンジの上に瞬間接着剤で飾りを付けます。

⑥瓶の6分目位まで水を入れ、更に9分目位まで洗濯のりを入れてよくかき混ぜます。

⑦たまごの殻を瓶に入れて、フタをします。フタのスポンジに水をしみ込ませるために、15分ほどおきます。

⑧スポンジにしみこんだ分の水と洗濯のりを注ぎ足します。

⑨瓶の口に瞬間接着剤を付けてフタを閉めて密閉する。

⑩逆さまにしたらスノードームの出来上がり!

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卵の殻で貼り絵に挑戦!

準備するもの

・卵の殻(画用紙一枚に卵20個位)

*卵の殻はうす皮を取ってから乾かしておきましょう

・画用紙

・鉛筆

・絵の具

・木工用ボンド

・ビニール袋 数枚

・新聞紙

・めん棒

作り方

①画用紙に鉛筆で絵を描きます。

②使う色を決めたら、卵の中側と外側を絵の具で塗ります。

③卵の殻を新聞紙に並べて乾燥させます。

④完全に乾いたら卵の殻を色別に分けてビニール袋に入れて、めん棒などで砕きます。(袋は二重にしておくといいですよ)

⑤画用紙の絵の塗りたい部分に木工用ボンドを塗り、砕いた殻をのせていきます。

⑥色ごとに同じ作業を繰り返します。

⑦ボンドが完全に乾いたら完成です!

*色画用紙に貼っても素敵な作品が出来ますよ。

たまごの殻で貼り絵についてはこちら

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あとがき

調べてみると卵を使った面白そうな自由研究がたくさんありました。どれも新たに揃える材料が無いので、気軽に取り組めますよ。実験の動画を見ているだけでワクワクしますよね。是非、チャレンジしてみて下さいね。まずはお子様の興味の持てるような自由研究をお子様と一緒に見つけ出して下さいね。子どもたちの気持ちを上げてくれる楽しい実験や工作なら、きっと自由研究もあっという間に終わりますよ。

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