ランドセルは決まりましたか?

工房・メーカーたくさんの種類があって、はっきりとした違いも分かりにくく迷ってしまいますよね。

シンプルで高級感のあるデザインと本革なのに発色がよくカラーバリエーションが豊富で人気の土屋鞄ランドセルと黒川鞄ランドセルの2つを比較してわかりやすく表にしてみました。

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ランドセルの特徴

土屋鞄 黒川鞄
特徴 ・天然革の素材へのこだわり
・蒸れ防止、弾力性など
負担の少ない背負心地
・型崩れを防ぐイチョウ型のマチ
・6年間使えるシンプルな色
・手縫い、菊寄せ、強度補強などの
細部へのこだわり
・素材は天然皮革
・手縫いのこだわり
・天然皮革なのに
13色のバリエーション
・6年間使い終わったランドセルは
リメイクで ミニランドセル
・すべてのランドセルに
シリアルナンバーと
「ギャランティカード」
・創業120年のランドセル業界で
かなりの老舗

土屋鞄と黒川鞄はどちらも工房系と呼ばれるランドセル工房です。

工房系とはランドセル職人による手作りにこだわっているランドセルで、生産量も限られるため完売してしまう事が多く少子化で親や祖父母の高級志向からメーカーの大量生産されるランドセルより人気があります。

土屋鞄は素材にもこだわっていて天然皮革なのでケガのあとやシワがありますが1枚1枚検品して状態の良い革だけを使っています。

サイドについているナスカンはオリジナルで子供でも扱いやすいように指で押す部分の幅が広くなっています。

黒川鞄も素材にこだわっていて一般的なランドセルは人工皮革を使う内装にも天然皮革である豚革(一部人工皮革もあります)を使っています。

天然皮革は湿気を調整してくれるので教材を保護し丈夫なので、たくさん詰めても安心ですね。

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ランドセルの種類・値段・色・重さ

【ランドセルの種類】

種類 土屋鞄 黒川鞄
ヌメ革 1種類・1色 ブライドルレザー:1色
コードバン ベーシック:2色
プレミアム:3色
アンティークモデル:2色
つや有り仕上げ:2色
<匠・日本>
総コードバン:2色
長冠鞄コードバンプレミアム:2色
長冠鞄コードバンベーシック:2色
コードバンビック:14色
コードバンベーシック:2色
コードバンプレミアム:10色
コードバンベーシック<艶あり>:2色
コードバンプレミアム<艶あり>:2色
牛革 ベーシック:10色
プレミアム:12色
アンティークモデル:2色
スムース牛革ワイド:14色
スムース牛革ビッグ:10色
シボ牛革ベーシック:2色
シボ牛革プレミアム:13色
クラリーノ ベーシック:9色
その他 アトリエ:
イタリアンレザー1種類・5色
クラリーノ1種類・4色

土屋鞄も黒川鞄もヌメ革のランドセルを扱っています。

ヌメ革は貴重できちんとした手入れも必要な革なのでランドセルの素材として取り扱っている工房はほとんどありません。

土屋鞄はキャメルのみの取り扱いで、黒川鞄はブライドルレザーというヌメ革の最高ランクの革を使用していて黒のみの取り扱いです。

ブライドルとは乗馬の時に馬の頭部に付ける馬具の事です。

クラリーノは土屋鞄のみの取り扱いですベーシックは9色あって軽くて手入れも簡単で本革に比べ安価で人気があります。

【ランドセルの値段・価格】

税込価格 土屋鞄 黒川鞄
ヌメ革 100,000円 ブライドルレザー:105,840円
コードバン ベーシック:94,000円
プレミアム:100,000円
アンティークモデル:105,000円
つや有り仕上げ:120,000円
<匠・日本>
総コードバン:213,840円
長冠鞄コードバンプレミアム
:170,640円
長冠鞄コードバンベーシック
:149,040円
コードバンプレミアム:127,440円
コードバンベーシック:105,840円
コードバンプレミアム
<艶あり>:127,440円
コードバンベーシック
<艶あり>:105,840円
牛革 ベーシック:69,000円
プレミアム:74,000円
アンティークモデル:76,000円
スムース牛革ワイド:73,440円
スムース牛革ビッグ:84,240円
シボ牛革プレミアム:84,240円
シボ牛革ベーシック:73,440円
クラリーノ ベーシック:59,000円
その他 アトリエ:
イタリアンレザー76,000円
クラリーノ69,000円

土屋鞄のランドセルも高いと思っていましたが、黒川鞄の価格も高いですね。

総コードバンは税込価格で20万円を超えていますし、コードバンも全てが10万円を超えています。

コードバンランドセルを見ると革の違いがよく分かり、子供にいいものを買ってあげたいと思う親の財布を緩めることがありますが、子供は革の種類よりも色やデザインで選ぶため、子供の意見も入れてあげないと6年間使うのは子供ですから。

黒川鞄工房のシボ牛革とは、独特のシワのある牛革で雨やキズに強いのでランドセルの素材には適していますね。

【ランドセルの重さ】

重さ 土屋鞄 黒川鞄
ヌメ革 1,440g 1,480g
コードバン 1,500g 1,580g~1,480g
牛革 1,490g 1,580g~1,380g
クラリーノ 1,150g
その他 アトリエ:
イタリアンレザー1,350g
クラリーノ1,150g

重さはあまり変わりませんが少しだけ黒川鞄の方が重いですね。

黒川鞄はクラリーノを取り扱っていないのでシポ牛革ベーシックの1,380gが一番軽く、土屋鞄はクラリーノの1,150gが一番軽くなっています。

クラリーノは手入れも簡単で軽いので人気があります。

ランドセル人気の色

男女別 順位 土屋鞄 黒川鞄
男の子
人気色
1位
2位 紺・青系
3位 茶・キャメル系
4位 濃い緑(グリーン
5位
女の子
人気色
1位 茶×ピンク
2位 ラベンダー
3位 キャメル系
4位 ローズピンク
5位 赤系

男の子には定番の黒が人気です。

黒一色もいいですがコンビカラーで黒×水色・黒×緑など内装や背当て、ステッチに配色されているものも人気があります。

女の子は茶色にピンクのコンビカラーのランドセルが1位で、キャメル系も3位に入っているので落ち着いた色に人気があるようですが、女の子用のランドセルは色が多様化していてピンクや赤といっても色々な色があり選ぶのも楽しいですね。

黒川鞄に人気の色は出ていませんでしたが完売状況を見てみると、女の子に人気なのは赤系・ピンク系・キャメルで男の子に人気なのは黒・紺系・グリーンが人気です。

ランドセルの機能

土屋鞄 黒川鞄
機能 ・肩ベルト8段階調整
・Dカン/ナスカン
・肩ベルト Dカン
・動く背カン
・ふっくら背当て
・肩ベルト
・マグネット錠
・ 防水
・肩ベルトが左右別々に動く
・リフトハンドル
・大型のラウンドポケット
・かぶせの鋲と肩ベルトに反射材
・背カンは成長に合わせてスライド
・背当てと肩ベルトの裏は本牛革
・両サイドにナスカン
・肩ベルトのDカンも左右に
・オートリターンロック
・内装も天然素材

ランドセルの機能はどちらもこだわって作っているので大きな違いはあまりありません。

背カンの違いは、土屋鞄は強度の高いナイロン樹脂製で、黒川鞄は工房系ランドセルには珍しい、立ち上がっているタイプの背カンになっています。

ランドセルの外寸・内寸サイズ

サイズ 土屋鞄 黒川鞄
内寸:高さ 31cm 31cm
内寸:横幅 23.2cm 22.5cm~23.5cm
内寸:奥行(マチ) 11.5cm 11cm~12cm
外寸:高さ 32.3cm 34cm
外寸:横幅 26cm 25.5cm~26.5cm
外寸:奥行(マチ) 18.1cm 20cm

内寸は大きな違いはありませんが、外寸は奥行や高さに違いがあり、土屋鞄のほうが小さめです。

土屋鞄のランドセルは、子供の負担を減らしたいとの考えでコンパクトに設計されているそうです。

オーダーメイドランドセル比較

土屋鞄ランドセル・黒川鞄ランドセルは、オーダーメイドは取り扱っていません。

ランドセルの売り切れ時期

売り切れ時期 土屋鞄 黒川鞄
6月  中旬頃に人気色が売り切れ 中旬頃に人気色が売り切れ
7月 上旬には完売
8月 夏休みにはほぼ完売

土屋鞄、黒川鞄どちらも夏頃には完売しています。

欲しい色やデザインが決まっていない時は、カタログ請求が4月頃に始まる工房が多いので、すぐに取り寄せて検討しなければ間に合わないかもしれません。

焦らないためには昨年度のモデルをホームページなどで調べておくといいと思います。

モデルチェンジすることもありますが大幅に変わる事はあまりないようです。

ランドセルのキャンセル方法

土屋鞄 黒川鞄
キャンセル方法 ・原則、キャンセル出来ない ・キャンセル不可
・汚損、破損、不良、不足が
あった場合は商品到着後
8日以内に電話連絡する

土屋鞄、黒川鞄両方ともキャンセルは出来ません

初期不良があった時だけ対応してくれるので届いたらすぐに箱から出して確認しましょう。

届いてから1週間以上経ってしまうと対応して貰えない時もあるので注意して下さい。

ランドセルの口コミ・評判

口コミ 土屋鞄 黒川鞄
良いもの ・仕上がりが綺麗
・革の色の発色が良い
・高級感がある
・上品な佇まい
・職人の技術力の高さを感じる
・縫製がしっかりしていて男の子
が乱暴に使っても問題ない
・店員が親切
・牛革なのに色のバリエーション
が豊富
・工房系のランドセルには珍しく
持ち手がついていて便利
悪いもの ・値段が高くて重い
・キャンセルができないとのことで
予約後に他の気になったほうを諦めた
・オート(自動)ロックではない
(マグネット式)
・持ち手がない
・店舗の対応がひどい
・店舗のディスプレイに他社への
批判的な言葉が多い
・カタログの表記より重かったので
電話で問い合わせても
明確な回答は無かった

どちらも機能面でしっかりしていて、本革なのにカラーバリエーションが多く品のあるランドセルはお父さんやお母さんからも人気があります。

土屋鞄は、手動ロックが扱いにくい事の口コミが多かったようです。

黒川鞄は工房系のランドセルには珍しく持ち手がついているのが好評のようでした。

土屋鞄 黒川鞄
失敗談 ・かぶせ部分の革がしわに
なってしまった
・他に比べて重さがあるため
小柄な子供には体への負担が心配
・高級感がありいいのですが
重くて通学が大変そう
・見た目だけではなく
他のランドセルも見れば良かった
・売り切れ時期が早く
焦ってしまった

売り切れの時期は年々早まって来ていて今日在庫があっても明日には売り切れになることもあります。

焦って選びたくないので戸惑ってしまう所ですね。

本革のランドセルはクラリーノに比べて重くなってしまうのはしょうがない点でしょう。

小学校が遠い、小柄なお子さんでランドセルの重さが気になる方は軽いクラリーノの方が良いかもしれません。

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まとめ

土屋鞄ランドセルと黒川鞄ランドセルを比べてみました。

どちらもタイプの似ている工房系のランドセルですが、大きな違いは、土屋鞄はクラリーノがある・手動ロックという点で、黒川鞄は持ち手がある・オートロックという点です。

ランドセル選びに失敗しないためには優先順位を考えるといいですよ。

自分の子供は何を一番重視するか、デザインや色・軽さ・サイズなどどの点が一番大切か考えて選ぶといいですよ!

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