インフルエンザでは急に高熱が出ることも多く、辛い症状の1つです。熱に勢いがあると解熱剤を使ってもあまり下がらなかったり、1日に使用できる解熱剤の量も決まっているのでそんなに服用する事はできません。高熱があって辛い時にできる対処法をまとめました。

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まず病院に行く

インフルエンザの検査は増殖したウイルスを検出して判断するので発症してすぐに病院に行くとインフルエンザの検査をしても陰性の結果がでてしまうので発症から12時間経過してから検査に行くといいとされていますが、高熱が出ている時は検査をすると陽性反応が出ることが多いので、早めに病院に行きましょう。病院でイナビルなどの抗インフルエンザ薬を処方して貰った時に解熱剤も一緒に処方して貰っておきましょう。インフルエンザでは使用しないほうがいい解熱剤もあるので安心です。

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脱水症状対策をする

高熱がある時は脱水症状を起こしやすいので気を付けます。下痢や嘔吐が無い時はお茶やスポーツドリンクでいいですが、下痢や嘔吐がひどい時は病院に行ったほうがいい場合もあります。

経口補水液を使用するという方法もあります。経口補水液とは水に塩分などの電解質と糖が配合された飲料でドラッグストアで購入することができますが、基本的に医師の指導のもとで飲むものですが、インフルエンザで辛い時にもう一度病院に行くのは大変なので正しい飲み方をまとめました。

・一気には飲まず、500mlを1時間位かけてゆっくりと飲む
・人にちょうどよいバランスに成分配合されているので氷を入れたり、他の飲み物とは混ぜない
・脱水症状の無い人にはまずく感じるので塩分が強いなど美味しくないと思ったら飲むのをやめる

経口補水液の飲み方をわかりやすく解説してくれている動画です。参考にするといいと思います。子供は大人より脱水状態になりやすいので心配ですよね。子供にはゼリー状になった経口補水液が飲ませやすそうです。

悪寒がする時の対処法


湯たんぽ
インフルエンザの初期症状には一般の風邪より強い寒気や悪寒があります。

寒気や悪寒がある時は冷やしてはいけません。水分補給も温かい飲み物にしたり室温を上げたり布団を多くしたりなど、体を温めます。ソファなどに座り足湯をするのもおすすめです。ポイントは足を入れた時に熱いと感じるくらいの温度にすることです。熱が高い時はかなり温度をあげないと熱く感じないのでたし湯ができるようにお湯を準備しておきます。

汗をかいたら体を拭いて着替えます。足湯から出て温まったからといって、そのままでいると湯冷めした状態になるのですぐに布団に入るなど暖かくしましょう。

ソファにも座れないほど辛い時は湯たんぽを入れると体が温まります。大きめの湯たんぽを足元に、小さめのをお腹あたりに入れると早く温まります。子供に入れてあげる時は低温やけどが心配なので大きめのバスタオルにくるんではずれないように安全ピンで止めるなどしてから入れるといいですよ。

長く続く高熱は注意が必要!

インフルエンザウイルスの増殖は発症から48~72時間位にピークを迎えるので高熱も3日後くらいから下がってくるのが普通です。3日すぎても高熱がある時は合併症の心配もあるのでもう一度病院に行きましょう。インフルエンザの合併症には次のものがあります。

・肺炎
・中耳炎
・インフルエンザ脳症・脳炎
・気管支炎
・ライ症候群

肺炎はインフルエンザによる死亡率の1位です。インフルエンザウイルスによる肺炎と細菌感染による肺炎の2つがあり細菌性感染の方が多くみられます。肺炎になると、高熱が続き咳や痰が多くなり、呼吸が苦しくなって胸が痛くなったりします。

解熱剤とインフルエンザ脳症・脳炎

子供がインフルエンザになると心配なのはインフルエンザ脳症・脳炎です。

・アセチルサリチル酸
・ジクロフェナクナトリウム
・メフェナム酸

これらが配合されている解熱剤はインフルエンザ脳症・脳炎を発症させる可能性が高くなるので飲まないように気を付けます。子供の発症が多いですが大人でも脳症・脳炎になる場合もありますから注意して下さい。

脳症と脳炎は症状が似ていますが、脳炎は脳内にウイルスが入り炎症を起こしている状態で、脳症は脳内にウイルスは入ってなく免疫機能の過剰な働きによりけいれんや意識障害、異常行動などの症状がみられます。

けいれんを起こしたからと言ってすべてがインフルエンザ脳症・脳炎とは限りません。熱性けいれんといって高熱が出た時にけいれんすることがあります。熱性けいれんはほとんどが数分で収まってしまい、後遺症が残ることはまずありません。けいれんが数分たっても収まらない場合は脳症・脳炎の可能性があります。

高熱がでるのは体がインフルエンザウイルスと戦っている証拠です。インフルエンザウイルスは熱に弱いので解熱剤でむやみに下げるのはよくありません。しかし、高熱のため食事や水分補給ができなかったり、睡眠も取れない場合は体力が落ちて回復が遅れてしまう事もあるので、そういう場合には解熱剤を使用して、食事や睡眠をとれるようにしましょう。

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まとめ

高熱はインフルエンザの症状でも最も辛い症状です。解熱剤ですぐに下げてしまいたくなりますが38℃位の時は我慢をしましょう。インフルエンザウイルスは熱にも弱いですが湿度が高い状態では活発に活動ができなくなるので部屋の湿度も60%位を保つようにします。

高熱がでている時は入浴も控えましょう。汗で気持ちが悪い時は蒸しタオルで体を拭くとさっぱりしますよ。3日ほど経過すると熱も下がってくるのでもう少し頑張って下さいね。

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