ついつい多めに買ってしまう年賀状。結果的に未使用の年賀状が何枚も余ってしまった…そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。我が家も毎年大体10枚程余ってしまいます。それに書き損じが2,3枚…捨てるのはもったいないし、とりあえず毎年そのままの状態にしていました。

先日、ふと「未使用の年賀ハガキどうしたっけ?」と思い出し、棚の整理を始めたら、未使用のまま放置された過去の年賀状が30枚近く出てきました。年賀状なので、普段のハガキとして使用することは出来ないし、枚数も多いので、何か有効活用できる方法はないかと思い色々調べてみました。

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余った未使用の年賀状どうする?

余った年賀状を捨てるのはもったいない!ですよね。

未使用の年賀状も2,3枚程度なら、郵便局に持って行き、切手やハガキに交換してもらうといいですよ。手数料が1枚につき5円かかりますが、3枚なら15円なので、そんなに高いと感じることはありません。しかし枚数が多くなると手数料を出すのがもったいないですよね。年賀状以外はハガキや切手を使う機会がない方もいらっしゃると思います。

余ってしまった年賀状の使い道やハガキや切手を有効活用できる方法をご紹介します。

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郵便局でハガキや切手に交換する

余った年賀状や書き損じの年賀状は郵便局に持っていくと、1枚に付き5円(手数料)で通常切手、郵便はがき、郵便書簡(ミニレター)、特定封筒(レターパック封筒)に交換してもらえますよ。現金での払い戻しは出来ませんのでご注意下さい。

郵便書簡(ミニレター)とは、文章を書くスペースがハガキの3倍程ある切手付きの封筒兼用の便箋です。チケットや写真、メモ紙なども同封することも出来ます。25gまでなら62円で出せるのでお得です。便箋と封筒、切手が一帯になっているので、これ一つで郵送できて大変便利ですよ。ちょっとしたお手紙に使えますね。

特定封筒(レターパック封筒)とは、書類などを送れるA4サイズの封筒です。重量は4kgまでOkです。ポストに投函できるので便利ですね。レターパックプラスは510円、レターパックライトは360円です。ちょっとしたプレゼントを送るのに利用してもいいですね。

手紙やハガキを送る機会がない方は、未使用の年賀状を切手に交換して、ゆうパックの配送料に充ててもいいですね。

懸賞や試写会の応募に活用する

郵便局に行くのは面倒だし、手数料を払うのはもったいない!そんなときは懸賞や試写会の応募に活用してみてはいかがでしょうか。

未使用の年賀状を知人へのお手紙に使用するのは失礼にあたりますが、懸賞や試写会の応募になら気兼ねなく使用することが出来ます。ラジオのリクエストなんかにも使えますよ。その場合、ハガキの「年賀」の部分に二重線を引いて使用するといいでしょう。出来るだけ年賀状の時期を避けて使用しましょう。

金券ショップで交換する

急遽、喪中になり100枚単位で年賀状が余ったときなど、金券ショップに持っていくと買い取りしてくれます。換金率はお店によっても異なりますが大体60~80%になります。ただし、時期が過ぎると買い取りしないお店も多いので、早めに買取ショップに相談されるといいですよ。

インターネットオークションに出す

枚数が多い場合は、郵便局で切手シートに交換して、ネットオークションに出品するのも有りです。

小額なら切手払いOKのオークションもあるので、そちらで利用することも出来ますよ。

寄付する

不要となったハガキが子供たちのために役に立つのをご存知ですか。未使用の年賀はがきや官製はがき、未使用の切手を国際協力活動や福祉団体に寄付することが出来ます。

下記に紹介しているチャイルド・ファンド・ジャパン、シャプラニール、あしなが育英会は、様々な支援が必要な子供たちをサポートしている団体です。

チャイルド・ファンド・ジャパン

チャイルド・ファンド・ジャパンでは、書き損じた年賀状や未使用の年賀状、官製ハガキ、未使用の切手をネパールでの支援活動のために活用しています。

例えば…

はがき25枚で子供たちが使える机を一つを贈ることが出来ます。

はがき25枚で辞書を一冊贈ることが出来ます。

100枚で算数の学習セットを一つ贈ることが出来ます。

100枚でメスのヤギを一頭贈ることが出来ます。

チャイルド・ファンド・ジャパンについてはこちら

シャプラニール

特定非営利活動法人シャプラニールとは、南アジアの貧しい人々の生活をサポートしている日本の国際協力NGOです。

はがき10枚(約400円)寄付すると、働く少女たちが読み書きを学ぶ授業を一回開催することが出来ます。

はがき25枚(約1,000円)寄付すると、働く少女たちへの料理教室1回分の食材を購入することが出来ます。

市民による海外協力の会・シャプラニールについてはこちら

あしなが育英会

あしなが育英会は、親を亡くした子供たちの進学や心のケアをサポートしています。

あしなが育英会についてはこちら

急遽、喪中になった場合や買い間違えた場合は、返金できる?

年賀状を購入した後に喪中になることや、インクジェット紙と普通紙を間違って購入してしまった…なんてこともありますよね。枚数が多いと、どうしようか悩みますし困りますよね。

年賀状を購入した後に喪中になるケースは実際多いようです。特別な事情ですので、郵便局で喪中ハガキや弔辞用の切手に無料で交換してもらえます。ただし、返金は出来ません。

まず郵便局に行き喪中であることを伝えましょう。専用の用紙に氏名、住所、故人との続柄を記入すると交換してもらえますよ。ただし、無料で交換できる期間は年賀はがきの発売日~販売終了期間まで(1月8日頃)となっているので注意が必要です。バタバタして交換期間を過ぎないように気を付けて下さいね。

インクジェット紙と普通紙を間違って購入してしまった場合も、無料交換してもらえます。ただし、無料交換は年賀ハガキの販売期間中のみです。

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まとめ

余った年賀状の有効活用出来る方法をご紹介しました。未使用の年賀状を知人へのお手紙に使用するのは失礼にあたりますが、身内にちょっとしたメッセージを送る程度に使用するのは特に問題はありませんよ。その場合はハガキの「年賀」の文字を二重線で消し、出来るだけ年賀状の時期を避けて使用しましょう。

さて、我が家にある30枚近くの未使用年賀状…どうしようか悩みましたが、普段の生活ではなかなか出来ない人助け。未使用の年賀状が少しでもお役に立てるのなら、子供たちのために寄付してみようかなぁと思いました。

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