もうすぐ1年生になるお子さんはもちろんですが、親御さんにとっても、ランドセル選びは、楽しみの一つでもあります。

しかし、最近のランドセルはカラーが豊富で種類も様々。

また価格もお手頃な価格からびっくりする程高額なランドセルまで色々あります。

どこのメーカーのものを選んだら良いのか悩んでしまう方も多いようです。

ランドセル選びは何を基準に選んだらよいのでしょうか。

価格の違いはランドセルの何が違うのでしょう。

今回は、ランドセルの価格の違いについてまとめたいと思います。

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ランドセル価格の違いは素材の違い?

ランドセルの価格は安いものでは3万円台からありますが、高額なものになると、10万円以上するランドセルもあります。

この価格の差に大きく関係するのはランドセルの素材になります。

ランドセル素材には、人工皮革のクラリーノ馬革のコードバン牛革と大きく3つの種類に分けられます。

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人工皮革(クラリーノ)はお手頃価格!

数年前まではランドセルの素材は牛革がほとんどでしたが、最近のランドセルでは、最もよく使われている素材です。

人工皮革素材のクラリーノとは、株式会社クラレが開発した人工皮革になります。

特殊な合成繊維を立体的に絡み合わせた不織布にポリウレタン樹脂で加工して作られています。

そのため、クラリーノは水濡れに強く、また耐傷性に優れています。

クラリーノ素材の最大のメリットは軽量という点ですが、コードバンや牛革のランドセルと比べると、耐久性が劣る・高級感がないなどのデメリットもあります。

【クラリーノの特徴】

・カラーバリエーションが豊富

・重さが1,050g~1,300gと軽い

・価格が安い(3万円程度~)

・耐水性に優れている

・手入れが簡単

・耐久性が弱い

・見た目の高級感などがない

耐久性を求めるなら牛革!

牛革ランドセルは昔(私たちの時代)から根強く使われている素材になります。

天然素材である牛革は、耐久性に優れており、特有の風合いが最大の特徴で、使えば使うほどに味わいが増していきます。

お手入れすると、表面に艶が出て、色も美しく経年変化していきます。

【牛革の特徴】

・耐久性に優れている

・見た目に高級感がある

・使い込むと味が出て美しく艶が出てくる

・値段が高い(6万円以上~)

・重さは1,300g~1,500g(やや重い)

コードバン

コードバンとは馬の臀部の革になります。

馬1頭からとれるのはランドセルのかぶせのフタ2枚分と非常に希少性の高い素材です。

革の中でもダイヤモンドと称されるほど美しい素材で、長く使い込んでも劣化しない事が魅力になります。

しかし、希少性の高い素材ということもあり、価格が高額であることがデメリットとも言えます

【コードバンの特徴】

・3つの素材の中では最も耐久性に優れていて、非常に丈夫

・使い込むことで最上級の品質を実感できる

・価格が高い(8万円以上~)

・耐水性が悪く、濡れたらすぐに拭いたり、定期的にお手入れが必要

・クラリーノと比べると重い

・数量限定販売なので、人気モデルは早めに売り切れる

ランドセル選びのポイントと素材の特徴

素材 価格 丈夫さ 耐水性 重さ 高級感 利用者数
クラリーノ 安~普通
牛革 普通~高 普通
コードバン(馬革)

価格の差は素材の違いによります。

素材だけで選んでしまうと希望のデザインや価格に沿わないこともあります。

また素材には丈夫さや重さ、耐水性などそれぞれにメリットとデメリットがあるので、

自分が何を重視するかがランドセルを選ぶ時に大事なポイントになります。

ランドセルを選ぶ時、何を重要視するかがポイント!
・値段を抑えたい
・軽いランドセルを持たせたい
・カラーやデザインにこだわりたい
・丈夫で高級感のあるランドセルを持たせたい
・多少値段がかかっても良い
・耐久力に優れている(少々乱暴に扱っても強い)
・値段は高くてもとにかく最上級のランドセルを持たせたい
↓↓↓ ↓↓↓ ↓↓↓
人工皮革
(クラリーノ)
牛革 コードバン
(馬革)

ランドセルを選ぶ時大事にしたい5つのこと!

・素材

素材には大きく分けて3種類あります。

その中でも主流なのはクラリーノです。

丈夫で高級感のある牛革や、耐久性に優れたコードバンは値段は高いが本物天然素材にこだわる方におすすめ。

・色とデザイン

ランドセル選びの中でも一番重視するのがカラー。

ランドセルには流行色があり、毎年少しずつ変化しています。

6年間使うものなので、飽きのこないカラーを選ぶことも大切になります。

デザインも多種多様なランドセルがありますが、最近ではシンプルなデザインに人気があるよです。

・丈夫さ

6年間毎日使うものなので、丈夫さにはこだわりたいところです。

特に壊れやすいと言われている肩ベルト部分は、しっかりと補強対策されたランドセルや手縫いにこだわっているメーカーのものを選ぶことをオススメします。

・重さ

教科書を入れるとかなりの重さになるので、できるだけ軽いランドセルを選びたいところですが、強度もしっかりチェックするようにしましょう。

・価格

ランドセルは6年間使います。

耐久性や強度のしっかりしたものを選んだランドセルであれば、その価格でも問題ないと思います。

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あとがき

ランドセルの値段は様々です。

希少性の高い素材で、ひとつひとつ手作りしているランドセルは高額ですね。

ランドセルを選ぶ上で何を重要視するかがポイントになるようです。

私は軽くて丈夫なランドセルがいいなと思い、子どもたちには人工皮革のクラリーノのランドセルにしました。

男の子と女の子ですが、型崩れしたり、汚れが目立ったりすることもなく6年間終えることができました。

あまりにキレイな状態だったので、処分することが出来なくて、そのまま放置していますが、それはそれで困ってしまいますね。

日本のメーカーが作るランドセルは国外でもとても人気があるというニュースを見たことがあります。

値段が安いからと言ってあまり心配する必要はないように思います。

子どもさんが気に入ったランドセルを選んであげることが一番ではないでしょうか。

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