家庭菜園やベランダ菜園の野菜やハーブ、草花、木々などのアブラムシがつき駆除したいと思います。アブラムシの気孔、息をするところをふさぐことで窒息させることができるということで駆除対策として色々ある中で重曹・油・中性洗剤・水を使った重曹スプレーを作り駆除する方法を試してみました。アブラムシを駆除するのにどの方法が一番効果があるのか分からないので、木の葉っぱや新芽についているアブラムシに重曹スプレーを吹き掛けてみましたので作り方や効果についてまとめました。

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アブラムシ駆除の重曹スプレーの作り方

重曹スプレーは重曹を水に溶かして終わりではなく、食用油・台所用洗剤(中性洗剤)も一緒に混ぜて作ります。

【使う材料と分量】

・水:475cc
・重曹:3.5g(小さじ1)
・食用油:20cc
・台所用洗剤(中性洗剤):5cc

【作り方】

用意した材料をスプレーボトルの中に入れてよく混ぜます。

しばらくすると油が上に溜まるので使うときは良く振ってから使うようにするといいです。

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アブラムシに重曹スプレーを吹き掛けてみた

葉っぱの裏側にはアブラムシだけではなく他の虫もいっぱいついていました。白い虫はコナジラミだと思います。他にも、オオニジュウヤホシテントウの幼虫やケムシなどもいましたが一緒に重曹スプレーをしました。

スプレーを吹き掛けたところですが、あまり葉に水分が残りませんでした。

アブラムシが7割程度は窒息していて、葉の裏に付いていたり、下の葉に落ちていました。写真はスプレーしてから3時間後に撮影した画像です。この時点でも少し分かると思いますが、葉の色が黒ずんでいました。油や洗剤を使っているので野菜やお花などに使うのはおすすめ出来ませんね。

アブラムシ駆除の重曹スプレーの効果

実際に重曹スプレーを使ってみた感想をメリットとデメリットに分けてお伝えしたいと思います。

メリット

・アブラムシを約7割は退治できる

油や洗剤を使っているので、虫に付着することで膜を張りやすく乾燥すると窒息させたり、身動きできないようにするのに効果はありました。

デメリット

・作るのに材料が多い
・分量を量ってスプレーに入れるのが面倒
・油と水が分離しやすくよく振る必要がある
・花や葉が変色した

材料を揃えて作るにが少し面倒です。使う材料は3つだけですが、分量をはかるのが面倒です。また、水と油を混ぜるので分離しやすく吹き掛けるときによく振って混ぜてから吹き掛けないといけません。また、吹き掛けた葉が黒く変色したため野菜や花など家庭菜園やベランダ菜園には向かないと思います。

駆除できた割合

重曹スプレーを吹き掛けた葉の裏を確認すると、とくに目立った膜などはありません。でも、アブラムシは退治できていました。葉っぱから落ちているものが多くいい感じかなぁと思いましたが、画像右側の葉の表面が少し黒ずんでいるのが分かると思います。重曹スプレーを吹き掛ける前は無かったので、重曹スプレーが原因だと思います。他の葉にも同じような現象があったので。

アブラムシの駆除率:約7割

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まとめ

食用油を入れたり、台所用洗剤(中性洗剤)を入れるため、吹き掛けた葉や花に少し影響が出るかも知れません。実際に使った私の結果、効果はあるものの葉っぱに黒い点が多く発生したため効くけど使えないという結果になり、アブラムシ対策としてはおすすめしません。

家庭菜園やベランダ菜園・プランター野菜などを無農薬で育てたいと思いますが、油や洗剤を使うのはどうかと私は思いますので、他の方法でアブラムシ対策はしたいと思います。

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