インフルエンザB型に家族が感染してしまった時、なるべく他の家族にはうつらないようにしたいですよね。インフルエンザの感染力はとても強いので気がついたらうつっていたなんて事もあります。インフルエンザの感染経路とどうすれば家族にうつらないかを調べました。

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インフルエンザB型の感染経路

インフルエンザの感染経路は飛沫感染と接触感染があります。長時間締め切った部屋などでは空気感染をする事もありますがほどんどが飛沫感染といわれています。

飛沫感染とは

感染者がした咳やくしゃみでウイルスが飛び散り、健康な人の口や鼻から体内に入ります。飛沫は1m~2m飛ぶとされていてインフルエンザの感染はほとんどが飛沫感染と言われています。

接触感染とは

感染者が触った物にウイルスが付き、健康な人がそれを触って手にウイルスが付き、ウイルスの付いた手で口は鼻を触る事で体内に入り込みます。ドアノブ・おもちゃ・タオルの共用などに気を付けましょう。

空気感染とは

感染者の咳やくしゃみで飛び散ったウイルスが飛んでいる間に水分が蒸発して軽くなり長い間空気中を飛んでいる状態になって健康な人の口や鼻から入り込む事です。締め切って湿度の低い部屋で起こります。飛沫感染では1m~2mしか飛びませんが、空気感染では時間をかけてもっと遠くまで飛んでいきます

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なるべく個室で隔離を

家族間の感染を防ぐには別室に隔離をする事が大切です。感染力の強いインフルエンザを同じ部屋で感染を防ぐのは難しいと思います。別室にすることで飛沫感染、接触感染、空気感染のすべてに効果があります。

マスクは看病する人もつける

感染者も看病している方もマスクをしましょう。看病している人がマスクをしている事で手にウイルスがついてしまったとしても口は鼻につくのを避けられます。感染者はマスクをしている事で口や鼻の回りの湿度を部屋の湿度以上に高くする事ができるのでインフルエンザウイルスの活動を抑える事ができます。

湿度・室温・換気

インフルエンザウイルスは乾いた空気と低い温度で活発に活動する事が分かっています。ウイルスの活動を抑えるために湿度は50%~60%に保ちます。インフルエンザウイルスの事だけを考えるのならもっと高くてもいいですが、あまり湿度を高くしすぎると結露やカビが発生しやすくなるので60%位に抑えます。湿度が40%を下回るとインフルエンザウイルスが活発になってしまうので気を付けましょう。

室温にも気を付けましょう。低い気温になるとウイルスが活発になってしまうので20℃~25℃位にします。20℃以下にならないようにします。寒い時期に換気はしたくないですが部屋を締め切っていると部屋の中にウイルスがたくさんになって空気感染してしまうので換気は必ず行って下さい。1時間~2時間に1回で5分~10分ほどで大丈夫です。窓は2ヶ所以上開けて換気扇をつけると空気の流れができるので効率よく換気できます。

手洗いとアルコール消毒


手指消毒スプレーVH 300ml
看病している人がウイルスを運んでしまう事もあるので感染者が寝ている部屋をでた時は手を洗ってアルコール消毒をしましょう。スプレーで簡単にできるものが便利ですね。まだ感染していない家族もご飯を食べる前などにはスプレーすると安心です。子供もシュッとするのを面白がって、ちゃんと消毒してくれます。

免疫力をあげて


かわいい湯たんぽ
日頃から免疫力をあげておくとウイルスが体に入ってきても発症しなくてすみます。免疫力を上げるには規則正しい生活・バランスの取れた食事・適度な運動と忙しいお母さんには難しいですね。簡単に免疫力を上げるには平熱をあげる事です。体温が1℃上げるだけで免疫力は5~6倍になるそうですよ!

体温を上げるには運動をして筋肉量を増やす事がいいようですが、なかなか時間を取れない人も多いと思います。簡単な方法としては毎日のシャワーをやめてバスタブにお湯をはりお風呂に入る事です。長時間入らなくても大丈夫です。毎日続けると違いますよ。その他には足湯がおすすめです。

インフルエンザで悪寒・寒気がしている時は特におすすめで、寒気がおさまります。起き上がるのが辛くて足湯ができない時は湯たんぽを入れてあげます。寝たままで足湯をしている効果があります。湯たんぽはインフルエンザが治ってからも寝る時に入れて上げると体温アップにつながります。

ゴミの処理の仕方

感染者が鼻水を噛んだ紙くずや使用済みのマスクはウイルスがたくさん付いています。そのままゴミ箱に入れて部屋においたままにするとウイルスが飛んでいってしまうので、ビニール袋に入れて袋の口をしっかり縛ってから捨てましょう。捨てられたティッシュの中のウイルスは8時間~12時間も生存できるそうですよ。

予防目的で抗インフルエンザ薬を飲む

イナビル・リレンザ・タミフルなどの抗インフルエンザ薬を予防目的で処方してもらう事もできます。それには条件があって家族や同居している人がインフルエンザに感染している事です。ただ、予防目的の場合は健康保険が適用されないので自己負担になります。

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まとめ

インフルエンザに感染してしまった時に家族にうつさない方法を調べてまとめました。インフルエンザの感染力は強くて毎年流行してしまいます。小さな子供や受験生がいるご家庭では心配ですよね。私も子供が受験生の時は、人混みに行かない・疲れをためないように気を付けるなど気を使いました。受験生は特に睡眠不足になってしまうので室温や湿度、湯たんぽも毎日入れてあげて体を冷やさないようにしていました。感染してしまった時はゆっくり体を休めて早く治るようにしてあげたいですね。

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