インフルエンザには感染しやすい人や感染しやすい場所・環境があります。毎年流行してしまうインフルエンザですができれば感染したくないですよね。受験生や小さな子供がいる方はなおさらだと思います。そこで今回はインフルエンザに感染しやすい人や場所等について調べてみました。

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インフルエンザの感染経路

インフルエンザの感染経路は飛沫感染・接触感染・空気感染があります。インフルエンザウイルスは低い気温と乾燥した空気では活発に活動しますが、気温が30℃以上で湿度が70%を超えるような高温多湿の中では活動しにくくなるので冬の寒くて空気が乾燥している時に流行します。

飛沫感染とはインフルエンザに感染している人が咳やくしゃみをしてインフルエンザウイルスを含んだ飛沫を周囲に飛び散らし、健康な人が口や鼻から飛び散ったウイルスを吸い込む事で感染します。1,5m程度飛んでいくといわれていて1回のくしゃみでおよそ200万個咳で10万個のウイルスが飛び散ります。

接触感染とはウイルスに感染した人が触ってウイルスがドアノブや電車の吊革などにつき、感染していない人が触ってウイルスが手につきその手で口や鼻を触ったり、食事をしたりして侵入します。

空気感染とは感染者のくしゃみや咳で飛び散ったウイルスが飛んでいる間に水分が蒸発して小さく軽くなり長い時間をかけて遠くまで飛んでいき感染していない人の鼻や口から侵入して感染します。

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インフルエンザに感染しやすい人

・日常的に睡眠不足になっている
・人混みに出掛ける事が多い
・ストレスをためやすい
・便秘や下痢を繰り返すなど腸内環境が乱れている
・幼稚園や学校など集団生活している子供がいる
・日常的な喫煙と過度の飲酒

上記のような人は免疫力が低下しているので感染しやすくなります。免疫力が下がっているとインフルエンザ以外にも風邪などの感染症にも感染しやすくなっていしまいます。

日常生活での注意点

・睡眠を充分に取る
・感染予防の基本である手洗いをまめにする
・禁煙をする
・飲酒は適量を越えない程度にする
・ストレスをためない

人は入眠してから3時間のあいだに色々な機能が活性化して壊れた細胞の修復や、免疫力が健全に働くための調整をしている免疫ホルモンと呼ばれるサイトカインが分泌されています。このサイトカインが不足してくると免疫力の働きは悪くなり感染症にもかかりやすくなってしまうのです。

20分程度の昼寝でも免疫力が高まると言われています。それはメラトニンというホルモンが分泌され活性酸素を減少させるからです。

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インフルエンザに感染しやすい場所

インフルエンザに感染しやすい場所は人混みや乾燥した空気・低い温度の所です。インフルエンザに感染していても仕事を休めなかったという人もいるので通勤電車やバスの中も感染しやすいと言われています。

その他にはインフルエンザにかかり休んでいても食料や飲み物を調達しなければならず、やむおえず外出したという人も多いのでスーパーやコンビニも感染しやすいでしょう。インフルエンザウイルスが活動しやすい気温と湿度が低い冬の時期は人の多い所は避けた方がいいですね。

家族が感染した時は感染者は最後に入浴した方が良さそうです。お風呂場は高温多湿になるのでインフルエンザウイルスは苦手な場所で、ここで感染する事はあまり無いと言われていますが念のため最後にした方が安心です。

免疫力をあげるには

タバコは肺に直接吸入されるので肺の免疫細胞や肺組織に影響するため禁煙することが大切です。インフルエンザなどの感染症だけでなく肺がんのリスクもたかまります。日常的に飲酒している人の発がん率やインフルエンザなどの呼吸器系の感染症にかかる率が高い事がわかっていてアルコールが免疫力を弱めていると考えられています。

適度な運動も免疫力をあげるには有効です。体内にウイルスが侵入してきた時に戦う免疫細胞が運動によって活発に活動してくれます。ウォーキングなどの軽い有酸素運動が免疫力を高めてくれます。

よく笑うと免疫力が上がるといいますがなぜなのでしょうか。人が笑うと神経ペプチドが生産され血液やリンパ液を通じて体内に流れNK細胞にくっつき活性化します。NK細胞とはナチュラルキラー細胞の略でインフルエンザなどの感染症やガンなどの細胞の異常が発生したときにすぐに攻撃する役割りの免疫細胞です。笑うことによって最前線で活躍するNK細胞という免疫細胞を活性化する事ができるのです。

平熱が1℃上がると免疫力は5~6倍になると言われています。インフルエンザ等にかかった時に熱がでるのも体温を上げて免疫力をあげようとしているためでもあります。平熱をあげるには色々な方法があります。

・入浴時は湯船に浸かる
忙しくてシャワーで済ませてしまったり湯船に浸かっても数分で出てしまっては体温を上げる事はできません。平熱に4℃プラスした位のお湯に10分程度浸かりましょう。

・適度な運動をする
低体温になっている人の多くが筋肉量が少ないせいと言われています。筋肉量が少ないと全身に血液を送る力が弱くなり血流が悪くなって低体温になってしまいます。

・朝一番には温かい飲み物をとる
朝は一番体温が低い時なのに冷たい飲み物を飲んでしまうとさらに体温が下がってしまいます。朝の体は水分も不足しているので白湯や温かいお茶などを飲むといいでしょう。

NHKのあさイチというテレビ番組で紹介していたウルトラ生姜というのが冷え性にいいそうです。動画をみながら試してみませんか?

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まとめ

インフルエンザにはかかりたくないですが予防接種をしていてもかかる場合もあります。インフルエンザが流行している間くらいは人混みを避けて感染するリスクを少しでも少なくしたいですね。免疫力が高ければ感染したとしても軽くすみます。運動をしたりや食生活を改善するのは大変そうですが毎日お風呂に入るのはできそうですよね。

平熱をあげるとインフルエンザにかかりにくいだけじゃなく基礎代謝があげるので痩せやすくなったり内蔵の働きも良くなるので美肌効果もあるそうなのでぜひ試してみて下さいね!

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