チョコレートの定番の焼き菓子であるチョコブラウニーは、材料を混ぜてるだけで生地が出来る簡単で素朴なお菓子で人気があります。生地の中に、チョコチップやアーモンド・ナッツ・くるみなどを入れることで味や食感が加わります。生地の中に混ぜるのと、表面に散りばめるのと両方に使うと焼き上がりの見た目も良くなりますし、おいさいさ倍増になります。では、濃厚チョコブラウニーの簡単な作り方をお伝えします。

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濃厚チョコブラウニーは子供に人気!

友達が家に遊びに来るということで、コーヒーのお供にチョコブラウニーを手作りしました。コーヒーに合わせるために甘くないビターチョコを使って作り、中にはくるみを入れて食感をアクセントとして出しました。しっかりとした食感ですが、口の中に入れるとしっとりと溶けていき、珈琲を口に含むとチョコレートの部分が溶けて、チョコの甘味と、珈琲に苦味のバランスがよくて美味しかったです。

子供も食べましたが、美味しいと言って何個も食べていました。バレンタインの手作りチョコとしてもいいですね。四角い型や長方形の型で作ることで大量生産できるので、友チョコや義理チョコとしてもいいと思いますよ。

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濃厚チョコブラウニーの材料・分量・道具

材料 分量
板チョコ
ビターチョコ
200g
バター
(食塩不使用)
90g
卵Mサイズ 2個
砂糖 50g
薄力粉 60g
くるみ 80g

板チョコは甘めのほうが良ければ「ミルクチョコ」、バターは「マーガリン」を代用してもいいです。生地にクルミを入れましたが、チョコチップやレーズン・アーモンドなどを入れても美味しいです。

使った道具
直径15cmの角型
はかり
包丁
ボウル
ゴムべら
泡立て器
オーブン
つまようじ
クッキングシート

濃厚チョコブラウニーの簡単な作り方・レシピ

材料は多く見えますが、家にあるものが大半なので、買い足すものとしては板チョコとクルミだと思います。材料費としては500円~600円でした。作り方は、効率よく作りたいので時間短縮のために何かをしながら、調理をするような方法です。準備時間を除けば、調理時間は6分です。

型にクッキングシートを敷く

型に合わせたクッキングシートを切り取り、セットしておきます。

材料の下準備をする

必要な材料の分量を取り分けておきます。小皿やお椀などに取り分けておき、卵は溶いでおきます。バターもブロックよりは、ある程度、細かくしたほうが溶けやすいので1cm角などにしておくと溶けやすいです。

大きなボウルにお湯を入れる

チョコの湯せん用に大きなボウルにお湯を入れて、その上に小さなボウルを浮かべておきます。次の作業で板チョコを細かく砕きますが、小さなボウルに砕いたチョコを入れられるように準備しておきます。

板チョコを細かく砕く

板チョコを縦と横に包丁を入れて細かくし、ボウルに入れます。板チョコが複数枚あるときには、1枚細かくしたら小さいボウルの中に入れて、次の板チョコを細かくして小さなボウルに入れるを繰り返します。先に入れたチョコは湯せんにより少しずつ溶けていますので、調理しやすくなります。

板チョコを湯せんする

200g分の板チョコをすべて細かくしたら小さなボウルに入れて湯せんします。チョコの形が無くなるまで泡立て器で溶かしていきます。板チョコを湯せんして溶かすまでに約1分です。

オーブンをセットする

チョコレートを湯せんして、形が無くなりなめらかになったら、オーブンを180℃・25分・予熱ありでスタートします。予熱をしている間に生地を作り、型に流し込み、予熱が終わったときにすぐにオーブンに入れられるようにします。これからの調理時間は約5分です。

溶かしたチョコにバターを入れる

湯せんして溶かした滑らかなチョコにバターを入れて溶かします。泡立て器で混ぜながら溶かし、バターの形や色が無くなるまでよく混ぜます。

溶かしたチョコに卵を入れる

溶いた卵2個分をチョコの中に入れて泡立て器でよく混ぜます。

溶かしたチョコに砂糖を入れる

溶かしたチョコの中に砂糖を入れてよく混ぜます。混ぜていると「シャリシャリ」と砂糖の粒が泡立て器ですれる音がしますので、その音がしなくなる程度まで砂糖を溶かしておきます。

溶かしたチョコに薄力粉を入れる

溶かしたチョコに薄力粉を入れてよく混ぜます。薄力粉はふるいでふるったほうがいいと思いますが、洗い物が増えますし、面倒なので省いています。でも、泡立て器で混ぜていたら粉っぽさはすぐに無くなります。

溶かしたチョコにクルミを入れる

溶かしたチョコにクルミを入れて混ぜます。全体にクルミが混ざれば生地の出来上がりです。

生地を型に流し込む

クッキングシートまたはオーブンシートを敷いた型に生地を流し込みます。生地はかなりしっとりしているので、型に生地を流し込んだら、5cmくらいのところからトントンとテーブルなどに落として空気を抜き、型全体に生地が行き渡るようにします。

クルミやチョコチップを生地の上に乗せるときは、このタイミングでします。

ここまで調理時間が約5分です。ちょうどオーブンの予熱が終わる時間です。

オーブンで25分焼く

予熱が終わったオーブンに生地を流し込んだ型を入れて焼きます。

25分焼いたら、生地につまようじを刺して焼き加減を確認します。つまようじに生地が付いてこなければ焼きあがりです。しっとりとした生地が付いてくるようなら2~3分追加で焼き、状態を確認して、つまようじに生地が付いてこなくなれば焼き上がりです。

粗熱を取る

クッキングシートごと型から外して、粗熱を取ります。

切り分けて出来上がり!

粗熱が取れたら、切り分けて出来上がりです。

賞味期限

手作りチョコブラウニーの賞味期限は、常温で4日間が目安です。作ったら早めに食べるようにしましょう。

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あとがき

今回は、15cm角の型で作りましたが20cm角の型でも作れます。そのときは写真のチョコブラウニーよりも薄くなります。2cm幅でカットして、さらに横に半分にしたので14個のチョコブラウニーが出来ました。

バレンタインのときにチョコブラウニーを大量生産したいときには、1回の焼きで14個(15cm角)~20個(20cm角の型)はできますね。一度にこれだけのチョコブラウニーが作れれば助かりますし、新たに買い足した材料費は600円前後なので14個のチョコブラウニーを作り、1個あたり42円の計算になりますね。

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