競技かるたに使われている小倉百人一首は、上の句と下の句に分かれていて、上の句が読まれたときに最初の数文字で下の句が分かります。

上の句が数文字読まれただけで下の句が分かる文字までの部分を決まり字と言います。

この決まり字と下の句を覚えることで競技かるた大会で取れる枚数も左右されます。

もちろん、他にも配置・並べ方、取り方も必要ですがまずは百人一首を暗記しないことには始まりません。

なので、百人一首を簡単に効率良く暗記するために決まり字と下の句を合わせた語呂合わせを使って覚えることが多いです。

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百人一首を全て覚える

小倉百人一首の100枚を全て覚える必要があります。

上の句と下の句を全て覚えるというのがいいですが、まずは上の句の決まり字と下の句がどれなのかを覚えるための語呂合わせ表を使って覚えるといいです。

決まり字だけを覚えるなら、覚える文字数も少ないので小学生やはじめての人におすすめです。

決まり字は、一字決まりから六字決まりまであります。

覚えるのに一字決まりなどで覚えたほうが覚えやすいときと、あいうえお順に並んでいたほうが覚えやすいときがありますので両方を照会します。

語呂合わせとしては全く同じ内容です。

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決まり字別

一字決まり(7句)

歌番号 百人一首
(上段が上の句、下段が下の句)
語呂合わせ
87 らさめの つゆもまだひぬ まきのはに
きりたちのぼる あきのゆふぐれ
村の霧
18 みのえの きしによるなみ よるさへや
ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
酢の夢
57 ぐりあひて みしやそれとも わかぬまに
くもがくれにし よはのつきかな
目に雲
22 くからに あきのくさきの しをるれば
むべやまかぜを あらしといふらむ
踏む部屋
70 びしさに やどをたちいでて ながむれば
いづこもおなじ あきのゆふぐれ
サイズ
81 ととぎす なきつるかたを ながむれば
ただありあけの つきぞのこれる
ほたた~
77 をはやみ いはにせかるる たきがはの
われてもすゑに あはむとぞおもふ
背、割れて

二字決まり(42句)

歌番号 百人一首(上段が上の句、下段が下の句) 語呂合わせ
52 あけぬれば くるるものとは しりながら
なほうらめしき あさぼらけかな
明け、なお恨めし
3 あしびきの やまどりのをの しだりをの
ながながしよを ひとりかもねむ
足、長々
43 あひみての のちのこころに くらぶれば
むかしはものを おもはざりけり
愛は昔
61 いにしへの ならのみやこの やへざくら
けふここのへに にほひぬるかな
いに、けふこ
74 うかりける ひとをはつせの やまおろしよ
はげしかれとは いのらぬものを
うか、はげ
(うっかりハゲ)
65 うらみわび ほさぬそでだに あるものを
こひにくちなむ なこそをしけれ
恨み恋に朽ちる
5 おくやまに もみぢふみわけ なくしかの
こゑきくときぞ あきはかなしき
奥から声
72 おとにきく たかしのはまの あだなみは
かけじやそでの ぬれもこそすれ
音、欠ける
82 おもひわび さてもいのちは あるものを
うきにたへぬは なみだなりけり
重い浮き
26 をぐらやま みねのもみぢば こころあらば
いまひとたびの みゆきまたなむ
小倉 いまひと
51 かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ
さしもしらじな もゆるおもひを
かく、さし
(角、指し)
6 かささぎの わたせるはしに おくしもの
しろきをみれば よぞふけにける
傘が白い
91 きりぎりす なくやしもよの さむしろに
ころもかたしき ひとりかもねむ
霧の衣
97 こぬひとを まつほのうらの ゆふなぎに
やくやもしほの みもこがれつつ
来ぬ人を妬く
24 このたびは ぬさもとりあへず たむけやま
もみぢのにしき かみのまにまに
この、紅葉
41 こひすてふ わがなはまだき たちにけり
ひとしれずこそ おもひそめしか
恋する人
10 これやこの ゆくもかへるも わかれては
しるもしらぬも あふさかのせき
コレや!知る
40 しのぶれど いろにいでにけり わがこひは
ものやおもふと ひとのとふまで
しのもの
(市の物)
37 しらつゆに かぜのふきしく あきののは
つらぬきとめぬ たまぞちりける
しらけたつら
73 たかさごの をのへのさくら さきにけり
とやまのかすみ たたずもあらなむ
鷹と山
55 たきのおとは たえてひさしく なりぬれど
こそながれて なほきこえけれ
滝の名
4 たごのうらに うちいでてみれば しろたへの
ふじのたかねに ゆきはふりつつ
田子富士
16 たちわかれ いなぱのやまの みねにおふる
まつとしきかば いまかへりこむ
立ち松
89 たまのをよ たえなばたえね ながらへば
しのぶることの よわりもぞする
たましいの
(魂の)
34 たれをかも しるひとにせむ たかさごの
まつもむかしの ともならなくに
垂れ松
17 ちはやぶる かみよもきかず たつたがは
からくれなゐに みづくくるとは
血はからく
23 つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ
わがみひとつの あきにはあらねど
月は我が身
13 つくばねの みねよりおつる みなのがは
こひぞつもりて ふちとなりぬる
つくばの恋
36 なつのよは まだよひながら あけぬるを
くものいづこに つきやどるらむ
夏雲
33 ひさかたの ひかりのどけき はるのひに
づこころなく はなのちるらむ
久し振り
90 みせばやな をじまのあまの そでだにも
ぬれにぞぬれし いろはかはらず
店は濡れ
14 みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに
みだれそめにし われならなくに
道、乱れし
94 みよしのの やまのあきかぜ さよふけて
ふるさとさむく ころもうつなり
見よ、故郷
100 ももしきや ふるきのきばの しのぶにも
なほあまりある むかしなりけり
もも、なお余る
66 もろともに あはれとおもへ やまざくら
はなよりほかに しるひともなし
もろ、花よ
59 やすらはで ねなましものを さよふけて
かたぶくまでの つきをみしかな
やすかったふく
(安かった服)
47 やへむぐら しげれるやどの さびしきに
ひとこそみえね あきはきにけり
八重は人
71 ゆふされば かどたのいなば おとづれて
あしのまろやに あきかぜぞふく
ゆうのあし
46 ゆらのとを わたるふなびと かぢをたえ
ゆくへもしらぬ こひのみちかな
ゆらがゆく
85 よもすがら ものおもふころは あけやらで
ねやのひまさへ つれなかりけり
よもね屋
62 よをこめて とりのそらねは はかるとも
よにあふさかの せきはゆるさじ
世を世に
20 わびぬれば いまはたおなじ なにはなる
をつくしても あはむとぞおもふ
詫びを尽くして

三字決まり(37句)

歌番号 百人一首
(上段が上の句、下段が下の句)
語呂合わせ
79 あきかぜに たなびくくもの たえまより
もれいづるつきの かげのさやけさ
秋風がもれる
1 あきのたの かりほのいほの とまをあらみ
わがころもでは つゆにぬれつつ
秋の我が衣
39 あさぢふの をののしのはら しのぶれど
あまりてなどか ひとのこひしき
朝、十のあまり
78 あはぢしま かよふちどりの なくこゑに
いくよれざめぬ すまのせきもり
淡路島、行くよ
45 あはれとも いふべきひとは おもほえで
みのいたづらに なりぬべきかな
哀れ、身のいたずら
44 あふことの たえてしなくば なかなかに
ひとをもみをも うらみざらまし
会うこと、人と
12 あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ
をとめのすがた しばしとどめむ
あまつ おとめ(天津 乙女)
7 あまのはら ふりさけみれば かすがなる
みかさのやまに いでしつきかも
あまの みかさ
56 あらざらむ このよのほかの おもひでに
いまひとたびの あふこともがな
あらざき いま
69 あらしふく みむろのやまの もみぢばは
たつたのかはの にしきなりけり
嵐が立つ
30 ありあけの つれなくみえし わかれより
あかつきばかり うきものはなし
有明のあかつき
58 ありまやま ゐなのささはら かぜふけば
いでそよひとを わすれやはする
有馬、痛
21 いまこむと いひしばかりに ながつきの
ありあけのつきを まちいでつるかな
今子、あり
63 いまはただ おもひたえなむ とばかりを
ひとづてならで いふよしもがな
今は、ひとつ
60 おほえやま いくののみちの とほければ
まだふみもみず あまのはしだて
大江、まだ~
95 おほけなく うきよのたみに おほふかな
わがたつそまに すみぞめのそで
OK、分かった
98 かぜそよぐ ならのをがはの ゆふぐれは
みそぎぞなつの しるしなりける
風そよぐ、みそ
48 かぜをいたみ いはうつなみの おのれのみ
くだけてものを おもふころかな
風を、くだけ
80 ながから こころもしらず  くろかみの
みだれてけさは ものをこそおもへ
長髪、乱れて
84 ながらへば またこのごろや しのばれむ
うしとみしよぞ いまはこひしき
ながら牛
53 なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは
いかにひさしき ものとかはしる
嘆きイカ
86 なげけとて つきやはものを おもはする
かこちがほなる わがなみだかな
嘆け!過去を
25 なにしおはば あふさかやまの さねかづら
ひとにしられで くるよしもがな
なにし、ひとにし
96 はなさそふ あらしのにはの ゆきならで
ふりゆくものは わがみなりけり
花誘う、ふり
9 はなのいろは うつりにけりな いたづらに
わがみよにふる ながめせしまに
花の我が身よ
2 はるすぎて なつきにけらし しろたへの
ころもほすてふ あまのかぐやま
春過ぎて衣干す
67 はるのよの ゆめばかりなる たまくらに
かひなくたたむ なこそをしけれ
春の会
35 ひとはいさ こころもしらず ふるさとは
はなぞむかしの かににほひける
人は、話そう
99 ひともをし ひともうらめし あぢきなく
よをおもふゆゑに ものおもふみは
人も、世を思う
49 みかきもり ゑじのたくひの よるはもえて
ひるはきえつつ ものをこそおもへ
みかき、昼は消え
27 みかのはら わきてながるる いづみがは
いつみきとてか こひしかるらむ
みかの、泉
32 やまがはに かぜのかけたる しがらみは
ながれもあへぬ もみぢなりけり
山が流れる
28 やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける
ひとめもくさも かれぬとおもへば
山里、ひと目もなく
8 わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ
をうぢやまと ひとはいふなり
我が居よ
92 わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの
ひとこそしらね かわくまもなし
我が袖、人知らね
38 わすらるる みをばおもはず ちかひてし
ひとのいのちの をしくもあるかな
和すら、人の命
54 わすれじの ゆくすゑまでは かたければ
けふをかぎりの いのちともがな
忘れじ、今日を

四字決まり(6句)

歌番号 百人一首
(上段が上の句、下段が下の句)
語呂合わせ
29 こころあてに をらばやをらむ はつしもの
おきまどはせる しらぎくのはな
こころあおき(心青き)
68 こころにも あらでうきよに ながらへば
こひしかるべき よはのつきかな
心に、恋しがる
75 ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて
あはれことしの あきもいぬめり
ちぎりをあわれむ
42 ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ
すゑのまつやま なみこさじとは
ちぎりき、末の松
(契り木、末の松)
88 なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ
みをつくしてや こひわたるべき
なにはへ身を尽くす
19 なにはがた みじかきあしの ふしのまも
あはでこのよを すぐしてよとや
なにはが泡ふく

五字決まり(2句)

歌番号 百人一首
(上段が上の句、下段が下の句)
語呂合わせ
93 よのなかは つねにもがもな なぎさこぐ
あまのをぶねの つなでかなしも
世の中は、あまの
83 よのなかよ みちこそなけれ おもひいる
やまのおくにも しかぞなくなる
世の中よ、山の奥にも鹿

六字決まり(6句)

歌番号 百人一首
(上段が上の句、下段が下の句)
語呂合わせ
31 あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
よしののさとに ふれるしらゆき
あさぼらけあふれる
(朝ぼらけ、溢れる)
64 あさぼらけ うぢのかはぎり たえだえに
あらはれわたる せぜのあじろぎ
朝ぼらけ鵜、現れる
15 きみがため はるののにいでて わかなつむ
わがころもでに ゆきはふりつつ
君がため春の我が衣
50 きみがため をしからざりし いのちさへ
ながくもがなと おもひけるかな
黄身固めを長く
76 わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの
くもにまがふ おきつしらなみ
わたはら漕ぐと雲に浮かぶ
11 わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと
ひとにつげよ あまのつりぶね
「わたのはらや」と人に告げよ

百人一首の決まり字の語呂合わせ表をPDFファイルにしましたので、良ければ活用して下さい。

百人一首の語呂合わせ表(決まり字)

百人一首を暗記するのに記憶術を活用するのも一つの方法です!

言葉をイメージで覚える、そして勉強にも役立つ・・・

「 百人一首・札の並びを覚える記憶力はどう身に付ける? 」をご覧下さいね。

あいうえお順

歌番号 百人一首
(上段が上の句、下段が下の句)
語呂合わせ
79 あきかぜに たなびくくもの たえまより
もれいづるつきの かげのさやけさ
秋風がもれる
1 あきのたの かりほのいほの とまをあらみ
わがころもでは つゆにぬれつつ
秋の我が衣
52 あけぬれば くるるものとは しりながら
なほうらめしき あさぼらけかな
明け、なお恨めし
39 あさぢふの をののしのはら しのぶれど
あまりてなどか ひとのこひしき
朝、十のあまり
31 あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
よしののさとに ふれるしらゆき
あさぼらけあふれる
(朝ぼらけ、溢れる)
64 あさぼらけ うぢのかはぎり たえだえに
あらはれわたる せぜのあじろぎ
朝ぼらけ鵜、現れる
3 あしびきの やまどりのをの しだりをの
ながながしよを ひとりかもねむ
足、長々
78 あはぢしま かよふちどりの なくこゑに
いくよれざめぬ すまのせきもり
淡路島、行くよ
45 あはれとも いふべきひとは おもほえで
みのいたづらに なりぬべきかな
哀れ、身のいたずら
43 あひみての のちのこころに くらぶれば
むかしはものを おもはざりけり
愛は昔
44 あふことの たえてしなくば なかなかに
ひとをもみをも うらみざらまし
会うこと、人と
12 あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ
をとめのすがた しばしとどめむ
あまつ おとめ
(天津 乙女)
7 あまのはら ふりさけみれば かすがなる
みかさのやまに いでしつきかも
あまの みかさ
56 あらざらむ このよのほかの おもひでに
いまひとたびの あふこともがな
あらざき いま
69 あらしふく みむろのやまの もみぢばは
たつたのかはの にしきなりけり
嵐が立つ
30 ありあけの つれなくみえし わかれより
あかつきばかり うきものはなし
有明のあかつき
58 ありまやま ゐなのささはら かぜふけば
いでそよひとを わすれやはする
有馬、痛
61 いにしへの ならのみやこの やへざくら
けふここのへに にほひぬるかな
いに、けふこ
21 いまこむと いひしばかりに ながつきの
ありあけのつきを まちいでつるかな
今子、あり
63 いまはただ おもひたえなむ とばかりを
ひとづてならで いふよしもがな
今は、ひとつ
74 うかりける ひとをはつせの やまおろしよ
はげしかれとは いのらぬものを
うか、はげ
(うっかりハゲ)
65 うらみわび ほさぬそでだに あるものを
こひにくちなむ なこそをしけれ
恨み恋に朽ちる
5 おくやまに もみぢふみわけ なくしかの
こゑきくときぞ あきはかなしき
奥から声
72 おとにきく たかしのはまの あだなみは
かけじやそでの ぬれもこそすれ
音、欠ける
60 おほえやま いくののみちの とほければ
まだふみもみず あまのはしだて
大江、まだ~
95 おほけなく うきよのたみに おほふかな
わがたつそまに すみぞめのそで
OK、分かった
82 おもひわび さてもいのちは あるものを
うきにたへぬは なみだなりけり
重い浮き
51 かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ
さしもしらじな もゆるおもひを
かく、さし
(角、指し)
6 かささぎの わたせるはしに おくしもの
しろきをみれば よぞふけにける
傘が白い
98 かぜそよぐ ならのをがはの ゆふぐれは
みそぎぞなつの しるしなりける
風そよぐ、みそ
48 かぜをいたみ いはうつなみの おのれのみ
くだけてものを おもふころかな
風を、くだけ
15 きみがため はるののにいでて わかなつむ
わがころもでに ゆきはふりつつ
君がため春の我が衣
50 きみがため をしからざりし いのちさへ
ながくもがなと おもひけるかな
黄身固めを長く
91 きりぎりす なくやしもよの さむしろに
ころもかたしき ひとりかもねむ
霧の衣
29 こころあてに をらばやをらむ はつしもの
おきまどはせる しらぎくのはな
こころあおき
(心青き)
68 こころにも あらでうきよに ながらへば
こひしかるべき よはのつきかな
心に、恋しがる
97 こぬひとを まつほのうらの ゆふなぎに
やくやもしほの みもこがれつつ
来ぬ人を妬く
24 このたびは ぬさもとりあへず たむけやま
もみぢのにしき かみのまにまに
この、紅葉
41 こひすてふ わがなはまだき たちにけり
ひとしれずこそ おもひそめしか
恋する人
10 これやこの ゆくもかへるも わかれては
しるもしらぬも あふさかのせき
コレや!知る
70 さびしさに やどをたちいでて ながむれば
いづこもおなじ あきのゆふぐれ
サイズ
40 しのぶれど いろにいでにけり わがこひは
ものやおもふと ひとのとふまで
しのもの
(市の物)
37 しらつゆに かぜのふきしく あきののは
つらぬきとめぬ たまぞちりける
しらけたつら
18 すみのえの きしによるなみ よるさへや
ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
酢の夢
77 せをはやみ いはにせかるる たきがはの
われてもすゑに あはむとぞおもふ
背、割れて
73 たかさごの をのへのさくら さきにけり
とやまのかすみ たたずもあらなむ
鷹と山
55 たきのおとは たえてひさしく なりぬれど
なこそながれて なほきこえけれ
滝の名
4 たごのうらに うちいでてみれば しろたへの
ふじのたかねに ゆきはふりつつ
田子富士
16 たちわかれ いなぱのやまの みねにおふる
まつとしきかば いまかへりこむ
立ち松
89 たまのをよ たえなばたえね ながらへば
しのぶることの よわりもぞする
たましいの
(魂の)
34 たれをかも しるひとにせむ たかさごの
まつもむかしの ともならなくに
垂れ松
75 ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて
あはれことしの あきもいぬめり
ちぎりをあわれむ
42 ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ
すゑのまつやま なみこさじとは
ちぎりき、末の松
(契り木、末の松)
17 ちはやぶる かみよもきかず たつたがは
からくれなゐに みづくくるとは
血はからく
23 つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ
わがみひとつの あきにはあらねど
月は我が身
13 つくばねの みねよりおつる みなのがは
こひぞつもりて ふちとなりぬる
つくばの恋
80 ながから  こころもしらず  くろかみの
みだれてけさは ものをこそおもへ
長髪、乱れて
84 ながらへば またこのごろや しのばれむ
うしとみしよぞ いまはこひしき
ながら牛
53 なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは
いかにひさしき ものとかはしる
嘆きイカ
86 なげけとて つきやはものを おもはする
かこちがほなる わがなみだかな
嘆け!過去を
36 なつのよは まだよひながら あけぬるを
くものいづこに つきやどるらむ
夏雲
25 なにしおはば あふさかやまの さねかづら
ひとにしられで くるよしもがな
なにし、ひとにし
88 なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ
みをつくしてや こひわたるべき
なにはへ身を尽くす
19 なにはがた みじかきあしの ふしのまも
あはでこのよを すぐしてよとや
なにはが泡ふく
96 はなさそふ あらしのにはの ゆきならで
ふりゆくものは わがみなりけり
花誘う、ふり
9 はなのいろは うつりにけりな いたづらに
わがみよにふる ながめせしまに
花の我が身よ
2 はるすぎて なつきにけらし しろたへの
ころもほすてふ あまのかぐやま
春過ぎて衣干す
67 はるのよの ゆめばかりなる たまくらに
かひなくたたむ なこそをしけれ
春の会
33 ひさかたの ひかりのどけき はるのひに
しづこころなく はなのちるらむ
久し振り
35 ひとはいさ こころもしらず ふるさとは
はなぞむかしの かににほひける
人は、話そう
99 ひともをし ひともうらめし あぢきなく
よをおもふゆゑに ものおもふみは
人も、世を思う
22 ふくからに あきのくさきの しをるれば
むべやまかぜを あらしといふらむ
踏む部屋
81 ほととぎす なきつるかたを ながむれば
ただありあけの つきぞのこれる
ほたた~
49 みかきもり ゑじのたくひの よるはもえて
ひるはきえつつ ものをこそおもへ
みかき、昼は消え
27 みかのはら わきてながるる いづみがは
いつみきとてか こひしかるらむ
みかの、泉
90 みせばやな をじまのあまの そでだにも
ぬれにぞぬれし いろはかはらず
店は濡れ
14 みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに
みだれそめにし われならなくに
道、乱れし
94 みよしのの やまのあきかぜ さよふけて
ふるさとさむく ころもうつなり
見よ、故郷
87 むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに
きりたちのぼる あきのゆふぐれ
村の霧
57 めぐりあひて みしやそれとも わかぬまに
くもがくれにし よはのつきかな
目に雲
100 ももしきや ふるきのきばの しのぶにも
なほあまりある むかしなりけり
もも、なお余る
66 もろともに あはれとおもへ やまざくら
はなよりほかに しるひともなし
もろ、花よ
59 やすらはで ねなましものを さよふけて
かたぶくまでの つきをみしかな
やすかったふく
(安かった服)
47 やへむぐら しげれるやどの さびしきに
ひとこそみえね あきはきにけり
八重は人
32 やまがはに かぜのかけたる しがらみは
ながれもあへぬ もみぢなりけり
山が流れる
28 やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける
ひとめもくさも かれぬとおもへば
山里、ひと目もなく
71 ゆふされば かどたのいなば おとづれて
あしのまろやに あきかぜぞふく
ゆうのあし
46 ゆらのとを わたるふなびと かぢをたえ
ゆくへもしらぬ こひのみちかな
ゆらがゆく
93 よのなかは つねにもがもな なぎさこぐ
あまのをぶねの つなでかなしも
世の中は、あまの
83 よのなかよ みちこそなけれ おもひいる
やまのおくにも しかぞなくなる
世の中よ、山の奥にも鹿
85 よもすがら ものおもふころは あけやらで
ねやのひまさへ つれなかりけり
よもね屋
62 よをこめて とりのそらねは はかるとも
よにあふさかの せきはゆるさじ
世を世に
8 わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ
よをうぢやまと ひとはいふなり
我が居よ
92 わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの
ひとこそしらね かわくまもなし
我が袖、人知らね
38 わすらるる みをばおもはず ちかひてし
ひとのいのちの をしくもあるかな
和すら、人の命
54 わすれじの ゆくすゑまでは かたければ
けふをかぎりの いのちともがな
忘れじ、今日を
76 わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの
くもゐにまがふ おきつしらなみ
わたはら漕ぐと雲に浮かぶ
11 わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと
ひとにはつげよ あまのつりぶね
「わたのはらや」と人に告げよ
20 わびぬれば いまはたおなじ なにはなる
みをつくしても あはむとぞおもふ
詫びを尽くして
26 をぐらやま みねのもみぢば こころあらば
いまひとたびの みゆきまたなむ
小倉 いまひと

百人一首のあいうえお順の語呂合わせ表をPDFファイルにしましたので、良ければ活用して下さい。

百人一首の語呂合わせ表(あいうえお順)

百人一首を暗記するのに記憶術を活用するのも一つの方法です!

言葉をイメージで覚える、そして勉強にも役立つ・・・

「 百人一首・札の並びを覚える記憶力はどう身に付ける? 」をご覧下さいね。

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まとめ

百人一首の歌を覚えるときに語呂合わせで覚えると、すべての歌を覚える必要が無く、より早く上の句と下の句を結びつけることができ競技かるたで取ることがいち早くできるようになります。

いずれは、すべての歌を覚えて、下の句から上の句が言えるようになることを目指すのが、第一歩になります。

語呂合わせであれば覚える時間も短く済みます。

上の句の決まり字が詠まれたときに、下の句を素早く取れるようになりましょう。

並べ方や配置も覚えないといけませんが、まずは百枚をすべて覚えましょう。

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