辛いつわりで心が折れそうなあなたに、少しでもつわりを和らげてこの時期を乗り切る方法をまとめてご紹介します。いつかは終わると分かっていても辛い吐き気に苦しんで泣きたくなる程の時もありますよね。つわりの原因は妊娠中に分泌されるホルモンが関係していると考えられているのでおなかの赤ちゃんが成長している証拠!と思って乗り越えましょう。

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つわりの時期

妊娠4週頃から始まり12週頃には収まり始め16週で収まる人が多いです。ピークは7週~10週位の頃ですが、まれに後期まで続く人もいます。後期まで続くと言ってもつわりが一番つらいピークの状態が後期まで続くという意味ではなく、比較的安定しているや辛い日と波がある状態が続く場合が多いです。個人差もありますが徐々に収まってきますよ。

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妊娠悪阻(にんしんおそ)

妊娠悪阻とはつわりが悪化して最悪の場合、意識障害などを引き起こしてしまう状態です。つわりと妊娠悪阻とを明確に分ける基準はありませんが、何も食べられなくなり脱水症状になったりして治療が必要になった時に悪阻と診断される場合が多いです。辛い時は我慢しすぎずに産婦人科を受診しましょう。治療を受けるタイミングは水も飲めなくなり、体重が急に減少した時などに受診すると良いでしょう。症状によりますが、入院して点滴による水分と栄養を補給して安静にします。数日で退院できる場合もありますが、数カ月入院している人もいます。

食事が出来ないと赤ちゃんに栄養がいかないのではと心配になる人もいますが、妊娠初期に胎児が必要とする栄養はそれほど多くないですし、ママより赤ちゃんを優先して栄養を送るようになっているので心配はありません。

つわりを乗り切るために

食べられるものを探す

つわりで何も食べられなくてもこれだけは食べられたという物が誰にも1つはあるようです。何が食べられるのかはそれぞれ違って、果物・炭酸水・アイス・パン・トマトなどをあげているママが多いですが、食べづわりのママにはフライドポテトやコロッケなど揚げ物がとにかく食べたくて毎日食べていたという人もいます。自分に食べられる物が何かを探して辛い時期はそれを食べて乗り切りましょう。

敏感になるにおいの対策

妊娠する前は平気だった匂いもつわりの時期には辛くなってしまいます。特に敏感になる匂いは、タバコ・香水・冷蔵庫・ご飯・シャンプー・スーパーの生鮮食品売り場・歯磨き粉などが辛く感じる人が増えるようです。中には旦那さんの匂いがダメになってしまい家に帰ったらお風呂に直行して貰ったという話しもあります。

対策として、ご飯は少し冷めてからの方が食べやすいくなる場合が多いので冷めてから食べたり、鼻栓やマスク、マスクでは防ぎきれない時はタオルを畳んで鼻と口に当てるなど、皆さんいろいろ工夫しています。

アロマオイルで芳香浴をするというのもおすすめで嫌な匂いを防ぎリラックス効果も期待出来ますが、妊娠中には使用しないほうがよいアロマもあります。

妊娠中は使用を控えた方がよいアロマオイル
・ラベンダー
・ローズ
・ローズマリー
・セージ
・フェンネル
・スターアニス
・ジャスミン
・クローブ
・シナモン
・ペパーミント
次は妊娠中にも使えるおすすめのアロマオイルです。リラックス効果のあるアロマオイルで芳香浴しましょう。
・レモン
・オレンジ
・ベルガモット
・グレープフルーツ

身体を冷やさないようにする

冷え性の女性は多いですが身体が冷えていると負担になりつわりが悪化してしまうことも。暖かくゆったりとして締め付けない服装にして食事にもしょうがなどを取り入れて中からあたためるようにしましょう。

朝一番は白湯を飲む

水分が不足すると気持ち悪さも倍増してしまいます。白湯で水分補給と冷えを防止しましょう。

つわりが悪化したきっかけを探す

つわりが悪化した時にはきっかけがあるものです。例えばある食材の匂いだったり、いつものシャンプーの匂いが突然嫌になったり等、思い返してきっかけを探して回避することで悪化しにくくしましょう。

血糖値を下げない

血糖値が下がり低血糖になると吐き気が強くなります。低血糖を補おうと甘いものを一度にたくさん摂るとインスリンが過剰に分泌されて、よりひどい低血糖になってしまうので、おにぎり、パン、クッキーなど口に入れやすいものを少しずつ食べるのがいいですよ。

食事量は少なめにして回数を増やす

低血糖にもなりにくく、胃腸にも負担をかけにくい食事のとり方です。お腹いっぱいに食べると吐き気が強くなる場合もありますから少しの量で何回も食事をとるようにするといいですね。

つわりに効くツボを押す

「内関(ないかん)」とは手首より少し上の内側にあるツボで吐き気・胃痛・乗り物酔い・二日酔い・しゃっくりなどに効果があると言われています。また内関を刺激するとイライラ解消にもなる、とのことなので試してみたいですね。

夜に辛くなるつわりには

夜のほうがつわりが辛いというママは多いようです。理由は交感神経から副交感神経に切り替わる時の切り替えが上手くいかずに自律神経が乱れている、低血糖になっている、などが考えられるようです。自律神経の乱れにはシムスの体位で横になりリラックスする方法がおすすめです。低血糖防止には枕元にちょこっとつまめるおやつを用意しましょう。

吐き気の緩和にビタミンB6

つわりで吐き気が酷い時に病院でビタミンB6を含んだ点滴を受けた人もいるのではないでしょうか。ビタミンB6には吐き気を緩和させる効果があります。ビタミンB6を多く含む食べ物には、かつおなどの赤身の魚・バナナ・ピスタチオ・鶏肉などです。ビタミンB6はビタミンB2と一緒に摂ると吸収されやすくなります。ビタミンB2は大豆製品・海苔・アーモンド・ゴマ・モロヘイヤ・アボカドなどがあります。

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まとめ

辛いつわりを和らげてくれる方法をまとめました。実践出来そうなものはありましたか?つわりには必ず終わりがあります。過ぎてみると懐かしいものですが、今まさに苦しんでいる人はそうは思えないですよね。私はグレープフルーツのアロマオイルを含ませたタオルハンカチを持ち歩いていました!皆さんも色々試して自分に合った対処法を見つけて下さいね。

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