インフルエンザは毎年寒くなると流行しますね。昨日一緒に遊んでいた子がインフルエンザにかかっていた!となったら「うちの子にもうつったかも…」今は元気だけど何日くらい様子を見たらいいのかな?学校に行かせても大丈夫かな…と不安になります。インフルエンザA型の潜伏期間や発症させないために何をしたらいいかについて調べました。

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インフルエンザは大きく分けて3タイプある

A型B型は皆さん知っていると思いますがインフルエンザC型は知らない人もいると思います。C型は流行性が低く5歳以下の小児に多く見られ、季節に関係なくかかりますが、一度かかると二度かかる事はまれです。症状は鼻水と微熱程度で終わる事が多くA型・B型に比べると軽く済む人が多いですが、2歳以下の小児は注意が必要で重症化することもあります。C型インフルエンザの検査方法はA型B型と違い普通の医療機関で検査する事は出来ません。

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インフルエンザはどうやってうつる?

インフルエンザの感染は飛沫感染接触感染があります。空気感染は全くしないとは言えませんがほとんどが飛沫感染とされています。

飛沫感染とは

インフルエンザに感染している人が咳やくしゃみをする

ウイルスが飛び散る(2m位飛ぶと言われています)

元気な人が口や鼻から飛んできたウイルスを吸い込む

接触感染とは

インフルエンザに感染している人がウイルスの付いている手で物に触る

元気な人がそれに触りウイルスが手に付く

ウイルスが付いた手で口や鼻を触る

締め切った部屋の中に感染者がいると飛んでいるウイルスの濃度が濃くなり感染力が高くなりますから換気が大切です。換気は1~2時間おきに5分~10分程度で窓は吸気(外の空気を入れる)の窓と排気(部屋の空気を外へ出す)の窓、2つ開けると効果的に換気出来ます。吸気用の窓と排気用の窓を全開にして新しい空気がたくさん入って来るようにします。同時に換気扇も回すと空気の流れが出来ていいそうです。汚れた空気は器官や粘膜を傷めるのでインフルエンザにも感染しやすくなってしまいます。部屋に付いている通気口も家具で塞がれていたり掃除をしていなくてホコリで詰まっている事のないように気を付けましょう。

湿度にも注意しましょう。一般に湿度が50%より低くなるとウイルスが活性化するとされているので加湿器などで加湿をします。部屋の温度も低いとウイルスの生存率も高まりますから20℃よりも低くならないようにしましょう。冬の部屋では室温は20℃くらいで、湿度は50~60%になるようにします。湿度があまり高いと外気温が低い冬は結露しやすくなってカビが生えやすくなったりダニが繁殖しやすくなってしまうので高くなりすぎないように気を付けて下さい。

インフルエンザA型ウイルスの特徴

A型は感染力が高くて重症化しやすく、B型C型の3タイプの中では一番流行性も高いウイルスです。なぜA型が流行しやすいかというと、ウイルスが変異しやすい性質を持っている事と、ウイルスの増殖速度が爆発的に早いからです。A型は人以外にも感染するウイルスが多く、鳥インフルエンザや豚インフルエンザもA型の一種です。そのためウイルスも多様化して免疫のない新しい形のウイルスができて流行しやすくなります。症状の特徴は全身症状で倦怠感・悪寒・寒気・頭痛・筋肉痛・関節痛などがあります。

インフルエンザA型の潜伏期間

潜伏期間とはウイルスが体内入ってからインフルエンザの症状が出てくるまでの期間です。インフルエンザの潜伏期間は短く、1日から2日程度と言われています。この潜伏期間はB型・C型も同じです。インフルエンザA型は感染力が高く潜伏期間中でも他人へ感染させてしまいます。症状がでていない潜伏期間に感染させてしまうので自分の家族・友達・職場の人等、周囲の人にインフルエンザの人がいたら感染しているかもしれないのでマスクなどで自分が感染源にならないようにしなければいけません。

感染しても発症させないために

もしインフルエンザに感染してしまったかも?という場合は部屋をこまめに換気して部屋の温度と湿度に注意して温かい飲み物で水分を補給しましょう。感染していても発症するかどうかはその人の免疫力しだいなのでバランスの取れた食事規則正しい生活睡眠を充分にとって免疫力をあげて発症を防ぎたいですね。

インフルエンザA型はB型C型の中でも症状が重症化しやすく、38℃以上の高熱や悪寒や関節痛などの全身症状もあるのでなるべく発症させたくないですよね。免疫力は普段の生活から気を付けて高めておく事が大切ですね。

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まとめ

インフルエンザA型の潜伏期間と潜伏期間に気を付けたい事などをまとめました。受験生のお子さんがいる家庭では気を使う季節ですよね。インフルエンザの予防はうがい・手洗い・部屋の換気です。流行しているから外出しない!というわけにはいかないですから、予防をして免疫力をあげて感染しても発症しない体づくりをしたいですね。

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