卒業式は卒業証書授与式と言いますが、卒業を迎えた卒業生に校長先生や教育委員会、来賓の方々、PTA会長、保護者代表によるはなむけの言葉や祝辞の挨拶があり、在校生からの送る言葉(送辞)、卒業生代表からのお礼の言葉(答辞)があります。

卒業式の進行の流れ、式次第と卒業式に行われる代表的な挨拶の例文についてまとめています。

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卒業式・卒園式の進行の流れ(式次第)

卒業式または卒園式は、幼稚園、小学校、中学校、高校、短大、専門学校、看護学校、大学で習得すべき課程を修了したことを認定し、そのお祝いをするのが卒業式です。

卒業式当日は、その証しとして卒業証書の授与として卒業生一人ひとりに対して校長先生や学校長が渡し、祝辞を送ったり、在校生から送辞、卒業生から答辞、保護者から謝辞があります。

卒業式の式次第はどうなっているのか参考までに流れを紹介します。

学校によって挨拶する人が多かったり、少なかったりします。

また、名称も違うことがあります。

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開式の言葉・開式の辞・開式宣言

司会者による卒業式を始めるという開式の言葉があります。

「これより平成29年度新宿区立子育てママ小学校の卒業証書授与式をとり行います。」といった感じの挨拶から始まります。

卒業生入場

司会者から「卒業生の入場です」という合図と共に、卒業生全員が式場に入場します。

このとき、学校関係者・来賓・保護者などの参列者は大きな拍手をして迎えます。

人数が多い学校は、前もって卒業生が席に着いていることもあります。

国歌斉唱

卒業生全員が入場し席に着いたら、司会者の「国歌斉唱に伴い全員起立お願いします」と言われますので、卒業生をはじめ、学校関係者・来賓・保護者などの参列者全員が立ち上がり、君が代を歌います。

学校によっては国歌斉唱が無いところもあります。

卒業証書授与・学位記授与

司会者より「これから卒業証書授与をとりおこないます」という宣言から始まり、担任の先生が卒業生一人ひとりの名前を読み上げ、呼ばれた人から壇上に上がり、校長先生や学長から卒業証書を受け取ります。

卒業生総代として、卒業生代表一人が卒業証書を授与して終わるということもあります。

この授与式は、卒業生の人数が多い学校ほど代表が授与する傾向にあるようです。

学年・クラス・学部・学科などから代表を選出すると言った方法を取ることがあります。

各種表彰

ここでは、皆勤賞の人や優秀な成績を残した人などを表彰します。

6年間または3年間皆勤賞や大会での上位入賞者、難易度の高い資格取得者などが選ばれることがあります。

表彰しないところもあります。

学校長式辞

園長・校長・学長から卒業生へのお祝いの挨拶があります。

祝辞

PTA会長、保護者代表、区長・市長・村長など、教育委員会、来賓、同窓会会長などからはなむけの言葉があります。

学校によっては、挨拶する人が変わったり、無かったりすることがあります。

卒業式の挨拶の例文・文例の参考までに

PTA会長挨拶の例文(幼稚園)
PTA会長挨拶の例文(小学校)
PTA会長挨拶の例文(中学校)
保護者代表挨拶の例文(小学校)
保護者代表挨拶の例文(中学校)
父母会代表挨拶の例文(幼稚園)

祝電披露

市区町村長や教育委員会、幼稚園や保育園、小学校、異動または退任された先生方などから届いた電報の一部が披露されます。

祝電は式場に貼り出されることが多く、誰からどのような内容の祝電が届いているのか卒業式が終わったあとに見ることができるときもあります。

祝電の送り方と例文
祝電サンプルと送るときの注意
小学校・中学校・高校・大学別祝電文例集

記念品授与

卒業生から記念樹や学校で使える実用的な品物を記念品として準備していたり、学校側から卒業生に記念品を渡したりすることがあります。

在校生の送辞

在校生を代表して卒業生に送る言葉を述べます。

生徒会長または副会長が送辞の挨拶を行ないます。

卒業生の答辞

卒業生を代表して一人が、在校生から別れの言葉(送辞)に対して答えとして述べる挨拶が答辞です。

卒業ソング・校歌斉唱

卒業式では卒業ソングと校歌斉唱があります。

卒業ソングと校歌を歌うことが多いです。

人気の卒業ソング10選

閉式の言葉・閉会の辞・閉式宣言

司会者が「これで平成29年度新宿区立子育てママ小学校の卒業証書授与式を閉会します」と宣言して終了となります。

卒業生退場

司会者により「卒業生が退場します。皆さまご起立願います。そして、大きな拍手でお見送り下さい」と退場を促しますので、参列者は大きな拍手で卒業生を見送ります。

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あとがき

卒業生の式次第の内容は学校によって違うことがあります。

公立の小学校や中学校・高校では流れは統一されていることが多いですが、私立小学校や中学校・高校では、式次第の内容が違うことがあります。

紹介させて頂いた卒業生の流れは公立での実際の卒業証書授与式を参考にしています。

卒業式は2時間から3時間程度行われることが多いです。

体育館や講堂で行われるため、スリッパを履いていても足が冷えてきますので、足元が冷えないような工夫も必要ですよ。

私は足の裏に貼るホッカイロを貼って寒さを凌いでいました。

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